新たな安心を提供する授乳ブース「Babypeko」
このたび、東京都千代田区の新丸の内ビルディングに、日本初の防犯システムを搭載した授乳ブース「Babypeko」が登場しました。どのようにしてこのプロジェクトが実現したのか、また「Babypeko」がどのような特徴を持っているのかを詳しく見ていきましょう。
背景と目的
「Babypeko」をプロデュースしたのは、GREATESTDAY株式会社の代表取締役社長、中塩屋久美子氏です。彼女自身も育児中のママとして、外出時の授乳に対する不安や不便さを実感しており、それを改善するための授乳ブースを求めていました。公共の場で授乳できるスペースを確保するのは、特に安心できる環境が求められる育児中の親にとって重要なことです。このような背景から、「Babypeko」の開発がスタートしました。
「Babypeko」の特徴
1. 完全個室の授乳ブース
「Babypeko」は、鍵付きの完全個室を提供し、プライバシーを重視しています。利用者が他者の視線を気にすることなく、安心して授乳やおむつ替えができる環境を作り出しています。
2. 防犯システムの導入
特筆すべき点は、防犯システムの設置です。ブースの入口外側には遠隔監視カメラが設置されており、内部からは非常ボタンを押すことでセコムの緊急センタースタッフと直接会話ができ、迅速に対応を受けられる体制が整っています。小さなお子さんを持つ親にとって、安心できる場所であることは何より重要です。
3. 利用しやすさ
授乳室にベビーカーのままで入ることができるため、赤ちゃんと一緒の母親にとって、荷物を降ろしたりベビーカーを畳む手間が省けます。また、外からの視線を遮るための高い目隠し板も設置されており、安全かつ快適に利用できる工夫がされています。
ママパパの声
「Babypeko」が設置された新丸の内ビルには、すでに多くの利用者から好評の声が寄せられています。
- - 20代の女性利用者は、「電車から降りてすぐに、授乳室の場所を確認しなくてもミルクを飲ませられるのが良い」と安心感を語っています。
- - 30代の女性利用者は、「ベビーカーのまま入れるのがとても便利です」と、その使い勝手を評価。
- - さらに、別の20代女性は「施錠できる授乳室は初めてで、安心感が違いました。外からの気配もほとんど感じません」と話しています。
今後の展望
「Babypeko」の導入は、都市部における育児環境の向上に貢献するものであり、今後の予定としては、さらなる設置を視野に入れることが考えられています。公共の場で安心して子育てをするための基盤が整いつつある中、今後も「Babypeko」は多くの親たちに支持される存在感を発揮するでしょう。
会社情報
「Babypeko」を展開するGREATESTDAY株式会社は、東京都大田区に本社を置き、設置型授乳ブースの導入支援や販売を行っています。公式ウェブサイトも用意されており、さらなる情報や問い合わせも可能です。
子育てをしながら生まれた「Babypeko」が、日本中のママパパにとって新しい安心のシンボルになることを期待しています。