テントウ虫を念じる新ゲーム「念ジロ」
エクボ株式会社(神奈川県厚木市)が発表した「念ジロ」は、今まで会員のみが体験できたゲームを一般に公開しました。このゲームは、画面上でテントウ虫を杭に乗せることを目的としており、ユーザーがその結果を“念じる”ことで体験が進みます。
意識と乱数の新しい関係
「念ジロ」は、意識と物理確率過程の関係に関する先駆的な研究を基にしています。シュミット博士やプリンストン大学のPEARによる意識と乱数の相互作用を探る研究などに触発されたといいます。このゲームは、意識の集中がテントウ虫のスコアに影響を与えるという現象を体験させ、プレイヤーに新たな気づきを提供します。
ゲームの仕組み
ゲームでは、テントウ虫が上から降下し、その動きは乱数によってわずかに左右に変化します。プレイヤーは、テントウ虫が杭の上にさらに近づくように思いを寄せることで、その結果にブレが出るのです。要するに、意識の集中がゲームの成果に影響を与える仕組みになっています。このプロセスを通じて、プレイヤーは意図と乱数の関連性を実際に感じることができます。
意義ある研究背景
本開発プロジェクトの研究背景には、「人間の意識が物理的確率に影響を与えるか」という興味深いテーマがあります。従来の科学では、意識は脳内で完結するプロセスとされてきたが、実際にはそれが外部の物理的過程とどのように関係しているかを問い直す必要があるとエクボは考えています。
特に、エクボ株式会社では、量子情報科学や意識研究といった分野に注目し、意識と物理現象の接点について探求を続けています。継続して、さまざまな試行錯誤を行った結果が「念ジロ」へとつながったのです。
公開への道のり
「念ジロ」はもともと、会員限定の製品として存在しており、特殊なテーマを持つためには丁寧な説明が必要と考えていました。しかし、近年のAIやBCIの発展により、『意識とは何か』に対する社会の関心が高まっています。そこで、エクボはこのゲームを一般公開し、意識と物理的確率の関係を体験できるチャンスを広めることにしたのです。
未来への希望
エクボ株式会社は、「念ジロ」を通じて意識と物理現象の関係に焦点を当てた新たな議論を生み出し、今後の研究開発に向けた接点を増やしていきたいと考えています。ゲームを介して体験できるこの新しい形は、意識研究に興味を持つ方々にとっても、直感的に触れ合うことができる貴重な機会となるでしょう。
エクボは、様々な視点から意識の世界を探求し続け、その成果を広く発表することを目指しています。「念ジロ」は、その第一歩として、多くの人々に新しい発見を与えることでしょう。