東急、再エネ100%へ
2024-09-26 16:48:21

東急グループが商業施設の電力を再生可能エネルギー100%に

東急グループが再生可能エネルギーへ移行



東急グループは、株式会社東急モールズデベロップメント(TMd)が運営する商業施設7か所において、2024年10月より新たに使用する電力を注力して再生可能エネルギー100%に切り替える計画を発表しました。この取り組みは、東急が運営する中央林間東急スクエアにおいても2024年12月から実現される予定です。

環境への配慮と脱炭素化の推進



東急グループは、地球温暖化の影響を軽減するための「環境ビジョン2030」を掲げています。このビジョンは、CO2排出量を2019年度比で46.2%削減し、2030年までに再生可能エネルギーの比率を50%、2050年までにはCO2排出量実質ゼロを目指しています。

再生可能エネルギー使用の第一歩として、グランベリーパークでは既に運用が始まっており、太陽光パネルの設置による再生可能エネルギーの利用が進められています。2023年10月からは、コーポレートPPA方式と非化石証書を組み合わせ、実質再生可能エネルギー100%を達成しました。

電力切り替えによる大幅なCO2削減



新たにエネルギー転換が行われる7か所の施設には、たまプラーザテラス、青葉台東急スクエア、武蔵小杉東急スクエアの一部および五反田東急スクエア、東急スクエアガーデンサイト、あざみ野三規庭、中央林間東急スクエアが含まれます。これらの切り替えによって、年間約20,018トンのCO2排出量削減が可能と予測されています。この数字は、一般家庭7300世帯分の排出量に相当します。

持続可能な社会の実現に向けた取り組み



東急グループでは、お客さまや地域の皆さまと共に社会課題の解決に取り組み、環境に配慮した持続可能な都市開発を進める意向を示しています。また、脱炭素社会の実現に向けた明確な目標に基づき、今後も積極的に再生可能エネルギーの導入を進めていく方針です。

コーポレートPPAとは?



コーポレートPPA(Power Purchase Agreement)は、発電事業者と需要家が長期にわたって固定価格で電力を購入する契約です。この仕組みを通じ、企業は価格変動のリスクを軽減しつつ、安定的に再生可能エネルギーを利用することが可能になります。

まとめ



東急グループの新たな取り組みにより、商業施設での再生可能エネルギーの利用が拡大し、環境への配慮が一層強化されることが期待されます。これからの持続可能な社会の形成に向けて、彼らの活動は重要な一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
東急株式会社
住所
東京都渋谷区南平台町5番6号
電話番号
03-3477-0109

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