新開発自動搬送ロボット
2024-10-11 23:40:03

新開発自動搬送ロボットがJapan Mobility Show 2024に初登場

自動搬送ロボットがが新たに登場!



2024年10月15日から18日にかけて開催されるJapan Mobility Show Bizweek 2024において、株式会社トノックスが開発した新型の自動搬送ロボット「TRAT(型式:TX-UGV01)」が初めてお披露目されることが発表されました。このロボットは従来の測定方法を革新し、安全で効率的な作業を実現する可能性を秘めています。

トノックスは神奈川県平塚市に本社を置く、車体製造と特装車架装を専門とするメーカーです。広大な平塚工場は46,000㎡の敷地を有し、軽乗用車から大型トラックまで、年間3,000台以上の生産を行っています。同社の技術部のメンバーが開発したこの自動搬送ロボットは、東京工業大学との産学連携により生まれました。

TRATの特徴



TRATは約300kgの重さを牽引できる能力を持ち、1回の充電で3〜4時間の走行が可能です。特に注目すべきは、トノックスが開発した「TX-IRI」と「3Dプロファイラー」という二つの先端技術を搭載している点です。

  • - TX-IRIは床下に取り付け可能な路面プロファイラーで、レーザ変位計とIMUセンサを用いて路面の勾配を高精度で測定します。
  • - 3Dプロファイラーは内部にレーザ装置と3Dカメラを搭載し、路面の状態を視覚的に把握することができます。ひび割れや凹みを計測し、詳細な路面情報を提供します。

これらを組み合わせることで、TRATは路面のひび割れ、わだち掘れ、平坦性の測定が可能となり、工事現場や空港の滑走路など、さまざまな場所で活用できることが期待されています。これにより人手を大幅に削減し、生産性を高めることができるでしょう。

今後の展望



トノックスの技術部次長、加藤俊彦氏は、「自動搬送ロボットの開発はソフトウェアの壁に苦しむ場面もありましたが、ここまで辿り着きました。この技術を進化させ、自動走行を可能にし、様々な現場での役割を果たせるロボットにしたいと考えています。」と語ります。特に注目すべきは、TRATは今後レーダーやライダー、カメラなどの機器を追加し、自動運転化を進める計画がある点です。

また、Japan Mobility Showにおいては、業界内での連携や技術の共創を促進し、さらなる進化を期待しています。トノックスブースに来場された方には、先着300名様に限定ノベルティとして学習帳が配布される特典も用意されています。

会社情報



  • - 社名:株式会社トノックス
  • - 所在地:神奈川県平塚市長瀞2番6号
  • - 設立:1950年10月
  • - 資本金:3億3,000万円
  • - 代表者:代表取締役社長殿内崇生
  • - 事業内容:車体製造・特装車架装、特装車の設計・開発
  • - URLhttp://tonox.jp

TRATの発表は業界にどのような変革をもたらすのか、今後の進展に目が離せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
株式会社トノックス
住所
神奈川県平塚市長瀞2-6
電話番号
0463-23-2525

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。