岡山大学の新たな挑戦
2024年9月27日、岡山大学は「岡山リビングラボ」において、第28回オープンイノベーションプログラムを開催します。このプログラムは、地域の企業や大学、自治体、地域住民など多様な参加者が集まり、地域課題を解決するための新たなアイデアを自由に討議する場です。
プログラムの目的と意義
本プログラムは、地域の課題に対して参加者が独自の視点を持ち寄り、革新的なサービスや商品のアイデアを生成することを狙いとしています。共催団体である大手企業は、この機会にユニークなアイデアや技術を持つ企業や研究者を発見し、次のイノベーションに繋げることが期待されています。
地域の研究者や学生、企業の関係者にとっては、自らの技術や研究成果を大手企業と結びつけることで、新たなビジネスチャンスが広がるでしょう。
記事の詳細
今回のプログラムのテーマは、「非接触・非装着型モーショントレーニングツールの高付加価値化・普及につながるアイデア」です。共催企業のTANOTECH株式会社は、モーションセンサー技術を利用した非接触型のトレーニングツール「TANO」を開発しています。TANOは、福祉、介護、教育現場において、身体がコントローラーとなり、300種類以上のトレーニングプログラムを提供します。
このワークショップでは、参加者がTANOを体験した後に、その価値を高めるための技術やゲームのアイデア、さらにはビジネスモデルについて意見を交換し、集めた知恵をもとに具体的な事業アイデアを考えます。さまざまなバックグラウンドを持つ参加者が集まり、活発な討論が期待されます。
参加は誰でも可能ですが、参加人数はオフライン会場20人とオンライン会場80人までと制限されています。申込は2024年9月26日まで受け付けていますので、興味のある方はぜひお早めに申し込まれることをお勧めします。
プログラムのスケジュール
当日のプログラムは以下のように進行されます:
1. 趣旨説明、オリエンテーション(14:30~14:35)
2. 共催企業によるプレゼンテーションとデモンストレーション(14:35~15:15)
3. アイデアの方向性説明(15:15~15:20)
4. グループディスカッション(15:20~16:30)
5. グループ発表と講評(16:30~17:00)
このように、多様な関係者が集まり、新しいアイデアを生み出すこのプログラムは、岡山の地域活性化やイノベーションに大きく寄与することでしょう。岡山大学が主導するこの取り組みには、地域社会の未来への期待がかかっています。
終わりに
岡山大学の取り組みは、地域の持続可能な発展や社会貢献に向けた重要な一歩です。多くの参加者が集まり、エネルギッシュなアイデアが生まれることを期待しています。このプログラムが地域社会にとって意義深いものであることを願ってやみません。