おにぎりアクション2024 - SNS投稿で給食支援を
特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(TFT)は、10月16日の世界食料デーに合わせて「おにぎりアクション2024」を開始します。このイベントでは、日本のソウルフードである「おにぎり」を通じて、世界の食料問題に取り組むことを目的としています。新たに特設サイトが9月3日にオープンし、SNSでの投稿を通じた食の支援が可能となりました。
「おにぎりアクション」とは、おにぎりの写真をSNSや特設サイトにアップロードすることで、協賛企業が1枚の投稿ごとに100円を寄付し、アフリカ・アジアの子どもたちに給食を届ける取り組みです。これまでの9年間で185万枚もの写真が投稿され、合計1017万食以上の給食が届けられてきました。2024年の開催は10月3日から11月16日までの間に行われ、今年で10回目を迎えます。
おにぎりの持つ力
おにぎりは日本の家庭的な食文化の象徴であり、様々な人々に思い出や情景を呼び起こします。TFTはこのおにぎりをシンボルに、世界中の食料問題に目を向け、特に若い世代にその重要性を伝えたいと考えています。「おにぎりフレンズ」として学校や団体での参加を促し、イベントを通じて情報交換が行える機会を提供しています。
おにぎりフレンズになろう
「おにぎりフレンズ」として参加することで、自主的なイベントや学校行事でおにぎりアクションに関わる活動ができます。具体的には、参加団体への情報提供や、特別なツールの共有が行われ、さらなる情報の収集が可能になります。また、飲食店などの店舗でもこのアクションに協力することができ、広く支持が集まっています。
地域やショップの関与
各地のおにぎり専門店にとっても、「おにぎりアクション」は地域貢献の一環として連携する机会となります。参加店舗には、特設サイトやSNSでのプレリリースが行われ、広くその存在が知られるようになります。このように、地域の力を結集することで、より多くの人々が活動に参加できる環境が整えられるのです。
TFTの活動理念
TFTは、設立以来「二人のための食卓」という理念のもと、事業を展開しています。先進国と発展途上国の子どもたちの食事の格差を解消するため、様々な企業や団体と協力し、活動を行っています。特に、給食提供に注力しており、これまでに支援した給食数は1億500万食に達しています。
おにぎりアクションが、より多くの人に食料問題への関心を持っていただくきっかけとなることを願っています。この活動を通じて、自分たちの身近な食文化を活かし、世界中の子どもたちに笑顔を届ける手助けをしましょう。