Looking Glass、最新の空間ディスプレイを出荷開始
アメリカのLooking Glassが、最新の16インチおよび32インチ空間ディスプレイの販売を開始し、2024年8月には新たに携帯型デバイス「Looking Glass Go」の出荷も予定しています。これにより、より多くのユーザーが没入感のあるホログラフィック体験を楽しめるようになります。
Looking Glassの新製品
Looking Glassが発表したこのディスプレイは、特にプロフェッショナル向けに設計されており、高度な3D視覚化を提供します。ヘッドセットを必要とせず、リアルタイムで3Dデジタル画像やアプリケーションを開発・表示できるのが特徴です。
Looking Glass Goの特徴
一方、「Looking Glass Go」は主に一般消費者を対象にしており、特に友人や家族と一緒に3Dで楽しむために設計されています。2Dの思い出を3Dホログラムに変換し、手軽に共有できるのが大きな魅力です。軽量で薄型のデザインは、持ち運びに非常に便利で、Wi-Fi接続によりコンテンツの共有も簡単に行えます。
技術の進歩と利用可能性
Looking GlassのCEO、ショーン・フレイン氏は、新しい世代の空間ディスプレイが市場に投入されることで、ホログラム技術の新たなフェーズへと進むと語っています。これまでにピクサーやNVIDIAリサーチとの協力を通じて、ホログラフィックキャラクターの導入や空間通信の未来を開く努力をしてきました。
プロフェッショナル向けディスプレイ
16インチおよび32インチのディスプレイは、マルチビューステレオ画像を提供し、複数の視点から同時に見ることが可能です。また、非接触のジェスチャーコントロールをサポートしており、さらなるインタラクティブな体験を実現しています。これにより、展示会やプレゼンテーションなど様々なシーンで、観客とのインタラクションが深められるでしょう。
価格と情報
現在、Looking Glassの16インチディスプレイは4,000ドルとして出荷されており、32インチモデルも近日中に価格が発表される予定です。Looking Glass Goの価格は299ドルで、2024年8月からの出荷がアナウンスされています。
Looking Glassのビジョン
Looking Glassは、新しい時代の空間技術を構築しており、ユーザーがヘッドセットを使わずにエンターテイメントやプロフェッショナルなコンテンツを楽しむことができる未来を目指しています。特許取得済みの革新的なハードウェアとAIを駆使したホログラフィックソフトウェアにより、私たちのコミュニケーションの方法は根本的に変わっていくことでしょう。
Looking Glassについての詳細は、
公式サイトをご覧ください。