奥日光でのユニークな体験プログラム
栃木県日光市に位置する休暇村日光湯元では、自然を感じながら貴重な体験ができるプログラムが始まります。3月13日から宿泊者限定で実施される「森の恵み体験~日光産メープルシロップ作り~」。このプログラムでは、カエデの木から樹液を採取し、煮詰めてメープルシロップを作るまさに自然の恵みを活かした体験が楽しめます。
メープルシロップの魅力とは?
メープルシロップといえばカナダが有名ですが、実は奥日光にもその原料となるカエデが自生しています。カナダでは「サトウカエデ」が多く見られますが、日本では「イタヤカエデ」や「イロハモミジ」が主流で、樹液の糖度は低いのが一般的です。しかし、奥日光は厳しい冬を乗り越えたカエデだけが美味しい樹液を蓄えることができるため、ここでのメープルシロップは特に希少です。
体験プログラムの詳細
この体験プログラムでは、まずカエデの樹液を採取します。そして、採取した樹液を40~50倍に煮詰めてメープルシロップを作ります。樹液は無色透明で、ほんのりとした甘みが特徴。さらに、参加者はメープルウォーターとできたてのメープルシロップを試飲し、異なる味わいを楽しむことができます。
プログラム概要
- - 期間:2025年3月13日(木)~4月中旬の火・木曜日
- - 時間:10:30~11:30
- - 参加費:無料
- - 場所:休暇村日光湯元周辺(屋外)・ロビー
- - 定員:1~15名(要予約、前日20時まで)
休暇村日光湯元とは?
名所「いろは坂」を越え、中禅寺湖や戦場ヶ原を通り抜けると、標高約1,500メートルの湯ノ湖の畔に位置する休暇村日光湯元。建物は著名な建築家・清家清氏のデザインで、周囲の自然と調和した美しい佇まいです。ここでは日本で4番目に濃いとされる「日光湯元温泉」が楽しめるほか、季節の会席料理やモダンな和洋室など、宿泊者を癒す要素が揃っています。
自然にときめくリゾート
休暇村は、日本各地の国立公園や国定公園の中に位置し、地域特有の自然環境を楽しめる宿泊施設です。「自然にときめくリゾート」のコンセプトのもと、その土地ならではの食材を使用した料理や地域の文化・歴史に触れるプログラムが用意され、宿泊者は忘れられないひとときを過ごすことができます。
この春、奥日光の魅力を体験しながら特別なメープルシロップ作りに参加してみてはいかがでしょうか?