株式会社電脳交通、新取締役就任のお知らせ
タクシー業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する株式会社電脳交通(本社:徳島県徳島市。代表取締役社長:近藤 洋祐)は、2025年5月29日付で滝川 浩司氏を取締役に迎えることを発表しました。これにより、同社はさらなる経営戦略や事業開発を加速させる方針です。
滝川浩司氏の経歴と役割
滝川氏は、三菱商事株式会社で経理、営業、新規事業の開発に従事しており、これまでに多様な事業領域での実績があります。彼の広範な経験は、タクシー事業において直面するさまざまな課題の解決に寄与することが期待されています。
企業の進化とDXへの取り組み
電脳交通は2015年の設立以来、タクシー業界のDXを推進し、配車業務の効率化を図ることで地域交通インフラの持続可能性を向上させてきました。今後、単なる配車支援だけでなく、タクシー事業者が抱える多くの課題に対しても包括的なサービスを提供する見込みです。
第二創業期に向けての取り組み
2025年に創業10年を迎える電脳交通にとって、滝川氏の取締役就任は新たな経営体制の構築に向けた重要な一歩です。近藤社長は、これにより経営基盤を強化し、企業の成長と交通の課題解決に向けた取り組みを加速させると述べています。
今後の計画とビジョン
代表取締役社長の近藤氏は、滝川氏の豊富な実務経験を生かし、経営体制を強固にすることが期待されているとコメントしました。特に、上場を視野に入れる中で、ガバナンスの強化やコーポレート機能の整備が急務となっているということです。新しい取締役として滝川氏には、戦略策定や経営判断における重要な役割を担ってもらうことで、企業価値の向上を図る計画です。
滝川氏の意気込み
新取締役に就任した滝川氏は、電脳交通の「第二創業期」を意識し、地域社会に貢献し続けるため、企業としての安定性を確保すること、コーポレート基盤を強化することが重要であると述べました。そして、これまでの経験を生かし、執行業務に加えて、経営の視点からも企業価値向上に取り組むことを決意しています。
会社概要
- - 所在地: 徳島県徳島市寺島本町西1丁目5番アミコ東館6階
- - 設立: 2015年12月
- - 従業員数: 201名(2025年3月末)
- - 資本金: 1億円(2025年4月末)
- - 主要株主: 阿波銀行、Uber、NTTドコモなど多数の企業が名を連ねています。
電脳交通は、今後も持続可能な社会の実現に向けて、さらに進化していくことでしょう。