蔦屋重三郎展示
2024-12-13 18:36:17

令和7年大河ドラマ主人公・蔦屋重三郎の生涯を探る展示開催中

令和7年大河ドラマの主人公を知る展示が豊橋で開催



令和7年の大河ドラマでは、江戸時代の出版界を賑わせた蔦屋重三郎が主人公として取り上げられます。彼は1750年に生まれ、1797年に亡くなるまで、多くの才能ある絵師たちを世に送り出しました。特に、喜多川歌麿や東洲斎写楽など著名な名前が教科書に載っていることからも、彼らの発掘者としての役割は広く知られています。蔦屋は独自の広報戦略を駆使し、歌舞伎や吉原とのコラボレーションによって、当時の出版界に革新をもたらしました。

豊橋市中央図書館にて資料展が開催



この展示は豊橋市中央図書館で行われ、蔦屋重三郎とその人脈に焦点を当てています。展示スペースでは、蔦屋重三郎が関わった出版物、特に江戸時代の「黄表紙」(絵入小説)に関する資料が紹介されています。彼が故郷の名所である吉原に特化したガイドブックも展示されており、これらの資料から江戸時代の人々の読書熱を感じることができます。

展示の主な内容


  • - 吉原細見: 蔦屋重三郎が独占的に出版した吉原ガイド。吉原の魅力を伝えており、当時の人気スポットも紹介されています。

  • - 御江戸往来泰平楽: 江戸時代の寺子屋で使われた教科書ですが、宣伝効果はそれほど高くなかったものの、長年にわたって需要がありました。

  • - 三升増鱗祖: 鱗形屋が出版したこの作品では、源頼朝と北条政子が現代に生き返って江戸の商品PRを行います。

展示には、愛知県指定文化財である『羽田八幡宮文庫旧蔵資料』も含まれており、地域の歴史も垣間見ることができます。さらに、蔦屋重三郎が生きた時代の東三河における読書の流れを理解する手助けとなります。

記念イベントとフォーラム


展示開催に合わせて、専門家による記念フォーラムも実施されます。講師には、蔦屋重三郎に関する研究で知られる鈴木俊幸氏(中央大学教授)と、名古屋大学名誉教授の塩村耕氏が参加します。フォーラムでは、江戸と三河・尾張の出版文化について詳しく解説していただける貴重な機会です。

  • - 日時: 令和7年1月26日(日)14:00~16:30
  • - 会場: 中央図書館3階集会室
  • - 定員: 80名(抽選)
  • - 申込方法: イベント予約システムまたは電話にて申し込み

このイベントは読書や江戸時代の文化に興味がある方にとって、見逃せない内容となっています。

展示の詳細情報


  • - 開催期間: 令和6年12月14日(土)~令和7年2月2日(日)
  • - 開催時間: 平日 9:30~19:00、土日祝 9:30~17:00
  • - 休館日: 毎週月曜日、年末年始

古き良き時代の出版文化に触れ、蔦屋重三郎の生涯を深く知るこの機会をお見逃しなく。

展示会とフォーラムへの参加を通じて、歴史や文化の新しい視点を見出すことができるでしょう。ぜひ、豊橋市中央図書館を訪れてみてください。


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会社情報

会社名
豊橋市
住所
愛知県豊橋市今橋町1番地 
電話番号
0532-51-2111

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