ガザ危機300日~安全な場所がないガザでの支援活動報告
2024年8月2日、認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーンによるオンライン報告会が開かれます。この報告会では、ガザにおける人道危機が始まってからの300日間の現状について詳しくお伝えします。
増え続ける犠牲者
ガザでは依然として人道的な危機が続いており、これまでに子どもを含む約4万人が命を落とし、負傷者は約9万人に達しています。また、行方不明者は1万人以上にのぼり、恐ろしい現実が広がっています。
特に5月以降は戦闘が激化し、検問所の閉鎖や通行許可が厳しくなったため、医療品や食料などの支援物資がほとんど入らない状況が続いています。その結果、飢餓や病気で命を失う人も増加しており、地域の人々は日に日に疲弊しています。
安全な場所がない現実
7月からの状況はさらに厳しく、かつて人道的地域とされていた場所にも容赦ない攻撃が行われています。この「終わりの見えない戦争」により、安全な避難所がどこにも見当たらない状態です。子どもたちや大人たちが直面する恐怖は計り知れません。
支援の現状
報告会では、ガザの最新情報や緊急支援の現状についてもお話しします。また、ヨルダン川西岸地区の状況や、現地で奮闘するNGOの声、スタッフが撮影した最新のビデオも共有されます。これにより、ガザの現状がより具体的に理解できる貴重な機会となるでしょう。
参加方法
この報告会はオンラインで行われ、参加費は無料です。参加希望の方は、
こちらからお申し込みください。報告会の開催日時は2024年8月2日(金)19:30から21:00となります。
ガザでの人道危機が300日を迎える今、私たちがどのように支援できるかを共に考える時間を持ちたいと思います。現地の方々の状況を理解し、支援活動の一翼を担うために、多くの方々に参加していただきたく思います。