アテクトの紙削減成功
2025-03-05 11:29:45

株式会社アテクト、X-point Cloudを活用し年間1万5千枚の紙削減を実現

株式会社アテクト、X-point Cloudでの紙削減の取り組み



株式会社アテクトは、最近クラウド型ワークフローシステム「X-point Cloud」を導入し、SDGsの目標の一環として押し進めていた年間1万5千枚以上の紙の削減に成功しました。この取り組みは、同社が抱えていたいくつかの課題を解決する重要な一手となりました。

導入背景と課題



アテクトは滋賀県東近江市を本社とする東証スタンダード上場企業で、衛生検査器材や半導体資材の製造・販売を手がけています。最近、SDGsへの取り組みとして、業務効率化を図りつつ、環境への配慮からペーパーレス化が緊急の課題として浮上してきました。

具体的には、以下のような3つの課題が挙げられます。

1. ペーパーレス化の必要性:経営目標として掲げていた15,000枚以上の紙削減を達成するためには、業務のデジタル化が不可欠でした。
2. 業務効率化の阻害要因:紙の申請書が業務の進行を妨げるボトルネックとなっており、迅速な意思決定を阻害していました。
3. 申請業務の非効率:主要事業部の申請業務がそれぞれ異なり、非効率な運用が続いていました。

こうした背景から、アテクトはワークフローシステムの導入を決定しました。

X-point Cloudの選定理由



アテクトが「X-point Cloud」を選定した理由はいくつかあります。長年紙の申請書を使用していたことから、従業員が新システムにスムーズに適応できるよう、紙のイメージを保持しつつデジタル化できる点が重要でした。特に、デジタルフォームを直感的に作成できる機能が重視されました。

また、X-point Cloudのスマートフォンアプリを使うことで、外部からでも容易に申請や承認ができることが高く評価されました。これにより、申請業務の迅速化が期待され、全体の業務効率が大きく改善される見込みです。

導入効果と実績



現在、アテクトでは全従業員130名がX-point Cloudを利用しており、申請書の種類は49に達しています。これには主要3事業部で頻繁に利用される注文書をはじめ、人事、総務、情報システム関連の申請書が含まれています。特筆すべきは、ほぼすべての紙の申請書がデジタル化されたことです。

この新しいシステムの導入によって、アテクトはSDGsの掲げる年間15,000枚の紙削減を達成しただけでなく、申請1件あたり約5分の業務時間を削減した結果、年間でおよそ50,000分もの業務時間を効率化しました。また、各事業部の申請業務が統一され、内部統制の強化にも寄与しています。

X-point Cloudの概要



「X-point Cloud」は、特に直感的な操作性が魅力のクラウド型ワークフローシステムです。このシステムは、ペーパーレス化やデータベース化をスムーズに実現できるよう設計されています。ノーコード機能と安心のサポート体制により、運用者や現場のストレスも軽減される点が評価されています。

組織概要



アテクトは、1969年に設立され、衛生検査器材、半導体資材、PIM事業を展開する企業です。特に半導体資材事業のスペーサーテープは世界シェア70%を誇り、国際的でも強い影響力を持っています。初めてのSDGsへの挑戦として、このプロジェクトは成功を収め、今後の展開に期待が寄せられています。

この成功事例は、今後も持続可能なビジネスモデルの確立につながることでしょう。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社エイトレッド
住所
東京都渋谷区渋谷2丁目15番地1号渋谷クロスタワー1F
電話番号
03-3486-2812

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。