LGBTQ+の歴史図鑑
2025-10-29 13:06:53

3000年の歴史を持つLGBTQ+の全貌を解き明かす図鑑が登場

LGBTQ+の歴史を知る決定版図鑑が登場



2025年11月19日、『LGBTQ+の歴史』という新たな大型ビジュアル図鑑が出版されます。著者マイケル・ブロンスキーと多くの専門家によるこの書籍は、3000年に及ぶLGBTQ+の歴史、文化、運動を全105項目で徹底的に解説。教科書シリーズ「世界を知る新しい教科書」の一環として、視覚的にも楽しめる内容が盛り込まれています。

LGBTQ+の歴史を学ぶ意義



「LGBTQ+」という用語が急速に広がる中、性的マイノリティの歴史や文化について深く知る機会はまだ少ないのが現状です。本書では、古代から現代までの重要な出来事や人物、思想を時系列で追い、豊富な図版やフローチャートを用いることで、わかりやすく解説しています。

本書の内容



本書は、芸術や思想、サブカルチャーの文化史として、また政治史としてLGBTQ+の歴史を多角的に分析。特に、日本を含むアジア、アフリカ、中東の多様な性に関する視点を重視しており、従来の狭い視点から解放された視野が得られます。

重要なテーマ



目を引くのは、紀元前からの多彩なテーマ設定です。古代ギリシアのサッフォーや中世のカトリック教会におけるソドミーの議論、さらには近代以降のエイズ運動やアジアにおけるLGBTQ+アクティビズムも取り上げられています。これにより、LGBTQ+の歴史を単なる過去の一側面として捉えるのではなく、現代にも影響を及ぼす重要な社会構造の一部として理解できます。

著者・監修者について



本書は、ハーバード大学のマイケル・ブロンスキー教授をはじめ31名の専門家によって執筆され、信頼性とわかりやすさを兼ね備えています。また、日本語版の監修は清水晶子氏が手がけており、日本におけるフェミニズムとクィア理論を深く理解した上での細やかな訳が施されています。

期待される読者層



この図鑑は、性的マイノリティに関心のあるすべての人々、教育者、学生、研究者にとって必携の一冊となるでしょう。LGBTQ+についての広範な知識を持つことができ、社会をより深く理解するための手助けとなるはずです。また、ブロンスキー教授が記す「アーカイブへの挑戦」や、LGBTQ+の歴史の多様性についての洞察も、読者に新たな考察をもたらすでしょう。

発売情報



「LGBTQ+の歴史」は、株式会社河出書房新社から発売。3990円(本体価格)で、まさに現代人必携の書と言えます。さあ、ぜひこの興味深い一冊を手に取ってみてください。

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まとめ

LGBTQ+の複雑な歴史を理解するための鍵がこの図鑑に詰まっています。ぜひお楽しみに!


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会社情報

会社名
河出書房新社
住所
東京都新宿区東五軒町2-13
電話番号
03-3404-1201

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