デュレックスが東京都目黒区で性の健康啓発活動を開始

デュレックスが性の健康を考える活動を始動

デュレックスが2025年7月から新たな社会啓発活動の第一弾として、東京都目黒区にある「レディースクリニックなみなみ」でコンドームのサンプリングを行うことを発表しました。この取り組みでは、受診された約3,000人に配布されますが、数がなくなり次第終了します。

背景と目的

近年、性感染症の中でも梅毒が急増しており、特に20代女性の感染率が飛躍的に上昇しています。厚生労働省は、早期の検査・治療や予防策の重要性を強調しています。
梅毒は初期症状が現れにくく、感染が無自覚のうちに広がるリスクが大きいため、正しい知識を持ち、積極的に予防行動を取ることが求められています。
デュレックスは「性的健康を守るためには、誰もが正しい情報と選択肢を持つこと」が重要であると考え、医療現場との連携を図っています。特に、女性自身が「コンドームを持つことを普通の選択肢とする社会」を目指しており、自らの体を守るための行動を奨励するための重要なステップとしています。

デュレックスとは

デュレックス（Durex）は、1915年に英国で創設され、現在では世界150カ国以上で販売されているコンドームブランドとして圧倒的なシェアを誇ります。その名称は、Durability（耐久性）、Reliability（信頼性）、Excellence（優秀さ）の頭文字を取っています。ヨーロッパで初めてラテックス製コンドームを発売し、現在でも市場の約4分の1を占めています。日本では「全ての人が良いセックスを楽しむべき」という理念から、性に関する知識の普及や啓発活動に力を入れています。

サンプリングを行うクリニック

「レディースクリニックなみなみ」は、目黒区に位置する女性を対象とした差別化された医療サービスを提供する産婦人科クリニックです。特に性感染症の検査や治療、そして妊娠前の健康管理に関するサービスを行っており、オンライン診療も導入しているため、全国どこからでも相談が可能です。クリニックは、性に関する疑問や不安を持つすべての人々が安心して相談できる場を提供しています。

クリニックからのコメント

「レディースクリニックなみなみ」の院長は、「医療現場でも性感染症のリスクが増加していることを日々実感しており、デュレックスの本活動に深く賛同しています。受診者に正しい予防行動を伝えることができるのは非常に意義深いです」と述べました。また、特に妊婦自身にとっては「次世代の予防」という観点からも、この活動は非常に重要であると考えています。