阪神グループ、カスタマーハラスメントへの毅然とした対応を表明!
「安心・快適」、そして「夢・感動」をお届けすることを経営理念とする阪神グループは、従業員の安全確保と働きがいのある環境づくりに向けて、新たな一歩を踏み出しました。
同グループは、お客様からのサービスに関するお申出や問い合わせに誠実かつ公正に対応し、サービスの質向上を目指しています。しかし、近年、従業員に対する暴言や脅迫など、カスタマーハラスメントと呼ばれる行為が社会問題化しており、従業員の心身に深刻な影響を与えているケースも少なくありません。
こうした状況を受け、阪神グループは、従業員の安全と人権、そして就業環境を守るため、「阪神グループ カスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定しました。この基本方針では、カスタマーハラスメントに該当する行為に対しては、毅然とした対応をとることが明記されています。
具体的には、従業員に対する暴行・脅迫、暴言、著しい迷惑行為などは、カスタマーハラスメントと定義され、会社として厳正に対処するとしています。
また、カスタマーハラスメントと判断された場合、お客様への商品・サービスの提供や対応を中止するだけでなく、警察や弁護士と連携し、法的措置も検討するとしています。
さらに、社内においても、カスタマーハラスメントが発生した場合に、適切な判断と対応ができる体制を構築し、専門の弁護士に相談できる体制を整えています。
従業員に対しては、カスタマーハラスメントへの対応方法や手順などを教育し、適切な対応ができるよう指導していくとしています。
阪神グループは、「“たいせつ”がギュッと。」というブランドスローガンのもと、一人ひとりの顧客の大切さと向き合い、信頼と期待に応えていくために、今後もグループ一丸となって努力していくと表明しています。
今回の基本方針策定は、企業が従業員の安全を守るための取り組みとして、業界全体に大きな影響を与える可能性があります。