世界で2億回以上ダウンロードされているAI画像編集アプリ、Photoroom(フォトルーム)が、OpenAIの最新技術である「gpt-image-1」を使った新機能をリリースしました。この新たなツールは、特にプロダクト撮影において、その表現力を飛躍的に向上させることを目的としています。
Photoroomが新たに提供開始した機能は「Product Beautifier(プロダクト ビューティファイア)」「Product Staging(プロダクト ステージング)」「Virtual Model(バーチャルモデル)」の三つです。この新機能は、4月23日よりPhotoroomのWeb版で順次利用可能となり、iOSおよびAndroid版も今後アップデートされる予定です。
まず、「Product Beautifier」は、照明、ポーズ、角度を自動的に調整し、ワンクリックでスタジオ品質の商品写真に変換します。この機能により、ユーザーは高価な撮影機材を必要とせず、高品質な商品イメージを簡単に作成できます。特に、自宅で手軽にプロフェッショナルな商品写真を求めるオンラインショップ運営者やフリマ出品者には大変便利です。
次に、「Product Staging」は、商品画像を解析し、使用シーンを想起させる背景や小物をAIが自動生成します。これにより、商品の特性を踏まえつつ、より自然で説得力のあるビジュアルを実現します。背景に関しての手間が省けるので、創造性を発揮しやすくなるでしょう。
最後に「Virtual Model」は、さまざまな体型やスタイルのバーチャルモデルに衣類やアクセサリーをレンダリング表示する機能です。この機能は、ユーザーが実際の着用イメージをリアルに理解できるように設計されています。商品の選択肢が広がることで、購入判断を助けることが期待されています。
Photoroomの共同創業者兼CEOであるMatt Rouifは、新技術「gpt-image-1」の導入について、この技術が創造性とアクセシビリティの新たな段階をもたらすと語り、同社のミッションは全ての起業家に“良いビジュアル”を手にしてもらうことであると強調しました。
Photoroomは2019年のサービス開始以来、急成長を遂げ、現在では全世界で年間50億枚以上の画像を処理しています。特に日本国内においてもダウンロード数は200万回を突破し、人気の高さを証明しています。利用者はWeb版やモバイルアプリを通じて、直感的で簡単な画像編集が体験できるのです。
もし新機能を試してみたい方は、Photoroomの公式Webサイト(
こちら)から利用可能です。有料会員には1週間の無料トライアルも用意されています。特に、オンラインショップ運営や商品の販売を行う方にとって、このツールは競争力を高めるための強力なサポートとなるでしょう。
そして、Photoroomは多様な生成AI機能を提供しており、特にオンラインショップでの画像編集において高い評価を得ています。これからもその成長に目が離せません。今後の展開にもぜひご注目ください。