消費者委員会本会議:SNS詐欺対策強化!機能性表示食品も議論
第439回消費者委員会本会議:詐欺対策強化と機能性表示食品が議論に
2024年7月8日、第439回消費者委員会本会議が開催され、近年増加しているSNS型投資詐欺やロマンス詐欺への対策強化が議論されました。
会議では、警察庁からSNS型投資詐欺やロマンス詐欺の被害発生状況などが報告され、内閣官房副長官補室からは「国民を詐欺から守るための総合対策」の概要が説明されました。
総務省からも、同対策に係る取組状況が報告され、消費者庁は機能性表示食品に関する情報公開の重要性などを訴えました。
SNS詐欺対策強化が喫緊の課題
近年、SNSを通じて行われる投資詐欺やロマンス詐欺が急増しており、被害額も増加傾向にあります。
これらの詐欺は、巧妙な手口で被害者を騙すため、被害に遭いやすい高齢者だけでなく、若者も巻き込むケースが増加しています。
消費者委員会では、SNSプラットフォーム事業者との連携強化や、消費者への啓発活動の強化など、様々な対策を検討していく必要性を認識しました。
機能性表示食品の情報公開が重要
機能性表示食品は、特定の保健の機能を表示できる食品ですが、その効果や安全性に関する情報が不足している場合があり、消費者からの不安の声も上がっています。
消費者委員会では、機能性表示食品に関する情報公開の強化や、消費者への理解促進が重要だと結論づけました。
消費者保護に向けた取り組み
消費者委員会は、消費者保護に関する様々な問題について議論し、政策提言を行う機関です。
今回の会議では、SNS詐欺対策や機能性表示食品に関する議論が活発に行われ、今後の消費者保護に向けた取り組みの指針となることが期待されます。