Bunzz、資金調達成功
2023-01-17 10:00:02
Bunzz、約6億円の資金調達でDApp開発を加速する可能性を探る
Bunzz、約6億円をシード資金調達
近年、注目を集めているweb3技術を活用したアプリケーション、DApp(分散型アプリケーション)開発のインフラを提供する「Bunzz」が、シードラウンドで約6億円を調達しました。投資家にはgmjp、DGDV、Coincheck Labs、セレスなど多くの企業が名を連ねています。この資金調達により、Bunzzはさらなる成長を目指し、DApp開発のための効率的な環境を提供していくことを目指しています。
Bunzzとは何か?
Bunzzは、DAppの開発に特化したプラットフォームで、特にスマートコントラクトの作成を簡略化することに主眼を置いています。DAppはブロックチェーン技術を利用しており、その中核をなすスマートコントラクトは多くのエンジニアにとって開発のハードルとなっています。しかし、Bunzzは頻繁に利用されるコントラクトをモジュール化し、開発者が簡単に使えるようにすることで、DApp開発の敷居を下げています。
Bunzzの成長と実績
Bunzzは1年足らずで、8,000名以上の開発者に利用されており、その90%以上が海外のユーザーです。これまでに、2,800件を超えるDAppプロジェクトがこのプラットフォームを通じてデプロイされた実績があります。さらに、Bunzzは世界的な仮想通貨取引所のCoinbaseが発表したweb3開発インフラにおいて、主要サービスの一つとして取り上げられ、グローバルな市場での認知を高めています。
また、大規模なweb3カンファレンスでのピッチコンテストや全国規模のスタートアップピッチコンテストにもノミネートされており、Bunzzの技術とビジョンが多くの投資家や業界関係者に評価されています。
資金調達の目的と今後の展望
今回の調達額は、Bunzzにとって非常に大きな一歩です。調達した資金は、スマートコントラクトモジュールの拡充、プロダクトの更なるアップデート、組織の拡大、マーケティング施策の実施に使用される予定です。特に、エンジニアにとって身近な存在となることを意識し、ユーザーのニーズに柔軟に応えるプロダクトを構築していくとしています。
BunzzのCEO、圷健太氏は「最終的には、web3版のGitHubのような位置づけを目指したい」とコメントしており、異なるバックグラウンドを持つエンジニアたちが気軽にDApp開発を行える環境を提供する意義を強調しました。
投資家の声
Bunzzには、gmjpをはじめとする多くの投資家が信頼を寄せており、そのビジョンとモデルに共感する声が続いています。DG Daiwa Venturesの担当者も、Bunzzのプラットフォームに寄せる期待を語り、その成長を全力で支援する意向を示しています。
このように、BunzzはDApp開発の新しいスタンダードを確立するための道を歩み始めており、今後の進展から目が離せません。Bunzzの成功は、web3エコシステム全体にとっても明るいニュースとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
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Bunzz pte ltd
- 住所
- 6 EU TONG SEN STREET #12-17 THE CENTRAL SINGAPORE (059817)
- 電話番号
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