日本救急救命学会が2025年に開催!
日本救急救命士会が後援する「第11回日本救急救命学会」が、2025年10月12日(日)に東京都の国士舘大学世田谷キャンパスで開催されることが発表されました。今回の学会のテーマは「専門性の深化と進化 〜救急救命士のProfessionality〜」であり、救急救命士の専門性向上に向けた重要な機会となります。
学会長は喜熨斗智也氏!
大会長には、国士舘大学体育学部スポーツ医科学科の准教授、喜熨斗智也氏が就任。彼の指導の下、学会は救急救命士に必要な専門知識やスキルの向上を目指すプログラムを展開します。特に、救急救命士が直面する現代の医療環境に即した議題が取り上げられる予定です。
演題登録が開始!
さらに、学会では演題登録が開始されており、応募の締め切りは2025年5月31日です。救急救命士や関係者の皆さまには、奮ってご参加いただきたいと思います。興味深い研究や実践報告が数多く集まることを期待しています。
学会の目的とは?
日本救急救命士会は、救急救命士が教育と専門性を基盤に、救急医療の質を向上することを目指しています。具体的には、国民の安全と安心を追求し、社会が求めるニーズに応えるための救急救護の分野での発展を図ることが目的です。現在、救急救命士は高齢化社会における救急治療の重要な役割を担っており、その専門的な知識と技能がますます求められています。
設立の背景と現在の役割
日本救急救命士会は、平成3年に制定された救急救命士法の改正に伴い、救急救命士の活動範囲が広がり、多様化したニーズに対応するために設立されました。特に、令和3年の法改正により、救急救命士は医療機関内でも活動できるようになり、その役割は急速に進化しています。これに伴い、団体としての活動もより重要になっています。
労働基本権との関係
また、会員が地方公務員として持つ労働基本権についても注意が必要です。同団体は、公務員の団結権や団体交渉権、争議権に関連する活動は行わず、地方公務員法に抵触しないように運営されています。この確認は総務省消防庁救急企画室、及び総務省公務員部によってもされており、会員が安心して活動できる環境を整えています。
会員募集も行っています
日本救急救命士会は、正会員及び賛助会員を広く募集しています。興味のある方はぜひ、公式ホームページや入会案内サイトをご覧いただき、確認してみてください。皆さんの参加を心よりお待ちしております。
公式サイト:
日本救急救命士会公式HP
この機会に、救急救命士としての専門性を高めるための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?