デジタルノマド受入環境の整備を目指して
一般社団法人日本デジタルノマド協会(JDNA)は、デジタルノマドの受入環境を改善し、全国に快適な滞在地を提供することを目的とした「第3回JDNAコミュニティマネージャーアカデミー(CMA)」を2025年1月に開講します。日本各地でデジタルノマドを誘致し、彼らが快適に過ごせる環境を整えるための人材育成がこのプログラムの重要な部分となります。
CMAの概要
この講座では、デジタルノマド向けのコミュニティをリードする「コミュニティマネージャー」を育成します。受講者は、国際的な視点からデジタルノマドのライフスタイルや市場動向を学び、実際のコミュニティ運営に役立つスキルを身につけることができます。プログラムは全5回で構成され、各回の講義は主に英語で行われます。
日程と内容
1.
オリエンテーション (2025年1月14日)
2.
第1回:なぜコミュニティマネージャーが必要か(1月21日)
3.
第2回:“良い”コミュニティマネージャーの条件(1月28日)
4.
第3回:持続可能なコミュニティ育成(2月4日)
5.
第4回:プレ発表会(2月11日)
6.
第5回:最終発表会(2月25日)
さらに、希望者には1月17日からチェンマイで開催される「NOMAD SUMMIT」の視察ツアーが提供され、実際のデジタルノマドイベントでの交流の機会も得られます。
受講者のメリット
CMAの受講を通じて、受講者は自らのコミュニティをデジタルノマドに向けて発信する能力を養うことができます。卒業後には「JDNA公式デジタルノマドコミュニティマネージャー」として認定され、これにより業界内でのネットワーク拡大やコラボ機会も期待できるでしょう。また、メンター制度が導入されており、卒業生同士のつながりの構築も促進されます。
受講対象者
この講座は、デジタルノマドの受入を考える自治体や団体、コワーキングスペースの運営者、またはデジタルノマド向け商品やサービスを開発したい企業など、多くの方々に向けられています。
申込に関する情報
応募期間は2024年12月20日から2025年1月7日まで。受講料は132,000円(一般)で、JDNA会員は20%オフの105,600円です。講座の魅力を感じた皆さんは、ぜひこの機会に申し込んでみてください。
JDAのビジョン
日本デジタルノマド協会は、デジタルノマドがより快適に日本で過ごせるための環境作りを進めています。言語や文化の壁を越えた交流を促進し、地域の魅力を高めることが目標です。デジタルノマドとともに、地域振興や持続可能な発展の道を探るこの取り組みは、あらゆる人々に新しい出会いと経験をもたらすことでしょう。