名古屋商科大学、新たにグローバル人材育成入試を導入

名古屋商科大学が新たに「グローバル人材入試」を導入

名古屋商科大学は、2026年度入学者向けに「総合型選抜入試グローバル人材【国際学部】」を新たに設けることを発表しました。これは、グローバル社会での活躍を目指す学生を対象とした入試制度で、英検準2級相当以上の英語力を求めています。この試験を通じて、同大学は国際的な人材を育成することを目指しています。

新設された入試制度の特徴

新たに設けられるこの入試制度は、名古屋商科大学が提供する国際的な教育環境や充実した奨学金制度を利用し、多様な背景を持つ学生を広く受け入れることを目的としています。入学検定料は35,000円で、選考方法は書類審査（調査書・課題エッセイ）、面接が行われます。

出願資格には、2025年3月までに高等学校または中等教育学校を卒業するか、2026年3月卒業見込みの学生が対象で、外国語や国際文化への関心が高いことが求められています。また、英語力として、英検準2級相当以上を満たす必要があります。

教育環境と奨学金制度

名古屋商科大学は、学生の学びをサポートするために、返済不要の給付型奨学金を拡充しています。特に、国際寮奨学金では、全900室の国際寮に優先的に入寮できる権利が与えられ、年間最大48万円が給付されるそうです。これは、地域制限がなく、多様な学生が共に生活できる機会を提供します。

国際寮では、留学生と日本人学生が共同生活をする中で自然と生まれるコミュニケーションや協力が、学生に国際性や主体性を培う環境を作り出します。寮にはRA（レジデント・アシスタント）が住み、学生同士の交流やイベントの企画・運営を行い、より充実した大学生活を送ることができます。活動時間が単位として認定されるため、学業と生活の両方を充実させることができるのです。

名古屋商科大学の国際的な評価

名古屋商科大学は1953年の開学以来、世界標準の経営教育を提供しています。それだけでなく、国内初のトリプルクラウン認証を取得し、国際経営協会（PIM）のメンバーとしても知られています。現在、同大学は5学部9学科2研究科を運営し、63カ国の187校との提携を通じて、積極的に交換留学や国際ボランティアを行っています。さらに、ビジネススクールはQSグローバルMBAランキング2024で国内1位に輝きました。公式な評価基準である「THE（Times Higher Education ranking）」でも、国際性の分野で地域トップに位置づけられており、国内でも高評価を受けています。

まとめ

名古屋商科大学の新たな「グローバル人材【国際学部】入試」は、国際的な舞台で活躍したいと考える学生にとって大きなチャンスです。この入試を通じて、多様性や国際的な価値観を重視し、世界での挑戦を志向する学生を広く募る予定です。興味のある方は、詳細を大学の公式ウェブサイトで確認することをおすすめします。詳しい情報はこちら。