岡山大学の横井副学長がスペインでの国際会合に参加
2024年10月2日から4日、岡山大学の横井篤文副学長がスペインのマドリードで行われた「大学とサステナビリティ経営に関するユネスコ会合」にパネリストとして参加しました。この会合は、ユネスコ国際高等教育研究所(UNESCO-IESALC)が主催し、スペイン外務省管轄の財団法人カサ・デ・アメリカの協力を受けて開催されました。
会合はリナーレス宮殿で催され、多数の南米の大学の学長や国際教職員が参加して、サステナビリティや高等教育に関するワークショップやパネルディスカッションが行われました。横井副学長は2日目の「サステナビリティの軌跡に関するラウンドテーブル」に登壇し、ユネスコチェアとしての岡山大学の取り組みについて紹介しました。
スペイン大学関係者との意見交換
横井副学長は、同会合でSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた大学のサステナビリティ・マネジメントに関する組織変革や戦略的計画の重要性について議論しました。特に、ユネスコのチアホルダーとしての経験や、国連や国際機関との直接連携によるプロジェクトの推進について語り、参加者たちとの意見交換を図りました。
この3日間の会合を通じ、横井副学長は岡山大学が地域や地球の持続可能な未来を共に創造するため、どのような研究・教育・社会貢献を進めているのかを広くアピールしました。また、大学の新たに設置されたグローバル・エンゲージメント・オフィスが果たす役割についても強調しました。
今後の取り組み
岡山大学はこれからも、地域中核としての特色ある研究大学を目指し、持続可能な社会の実現に向けて研究や教育の活動を加速させていく所存です。国際的な視野を持ちながら、次世代を担う学生たちにもその重要性や役割を理解してもらう努力をしていくことでしょう。
会合でのディスカッションを通じて得られた知見やネットワークをもとに、岡山大学はさらなる成長と発展を遂げることが期待されています。引き続き、岡山大学の取り組みに注目していただければ幸いです。
まとめ
横井副学長の参加したユネスコ会合は、グローバルな視点からの教育と持続可能性の重要性を再認識させる機会となりました。今後も岡山大学を中心に、地域と国際社会との連携を深めていくことで、持続可能な開発目標の実現に向けた取り組みが加速することでしょう。地域に根ざした研究大学として、しっかりとした基盤を築いていくことに期待が寄せられています。