Synologyが新しいストレージソリューション「DS225+」を発表
2025年6月5日、東京にてSynologyが新しい2ベイストレージソリューション「DS225+」を発表しました。この商品の特長は、小規模チームや支社向けに特別に設計されていることで、本社とのデータ同期を容易に行うことができます。プロダクトマネージャーのPeggy Weng氏も、この製品の利便性を強調しています。「内蔵の同期機能により、既存の展開に簡単に統合できるため、手間をかけずに導入が可能です」と述べています。
DS225+は、コンパクトなデザインながらも優れたパフォーマンスを発揮します。特に家庭やホームオフィス、エッジ環境に最適なこのシステムは、最大40TBまでのデータストレージを実現。これは20TBのドライブを装備することで達成されます。さらに、ユーザーがすぐに高速ネットワークに接続できるように、2.5GbEポートと1GbE RJ-45ポートの両方が搭載されています。
高い信頼性とパフォーマンス
DS225+は、Synologyのハードドライブと連携することで、継続的なパフォーマンスと信頼性を保証。このシステムは、7,000時間以上の厳格なテストを経て選ばれたドライブ互換性フレームワークに基づいており、最適な統合が実現します。また、長期的な信頼性を保証するために、DS225+にインストールされたDSM(DiskStation Manager)は互換性のあるハードドライブが必要です。
幅広い機能を装備
SynologyのDiskStation Manager、通称DSMは、DS225+の心臓部と言える存在です。このシステムは、ビジネスデータ管理の多様なニーズに応えるための多機能性を備えています。例えば、Synology Driveを使えば、システムをプライベートクラウドに変えることができ、分散したチームがどこからでもアクセスすることで、業務の効率を向上させることが可能となります。また、データの拠点間の同期も確実に行えます。
更には、Active Backup Suiteを使用することで、Windows、Linux、MacOSデバイスやクラウドアカウント用のデータを包括的に保護し、柔軟なオフサイトバックアップも可能です。これにより、ビジネスにおけるリスクを軽減することができ、安心してデータを管理できます。
また、Surveillance Station機能を利用することで、スケーラブルなビデオ管理を行うことができ、物理資産の保護に役立つインテリジェントなリアルタイム分析を提供します。
発売情報
DS225+は、2025年6月5日からSynologyのパートナーおよび代理店を通じて購入可能です。詳しい情報は、Synologyの公式ウェブサイトのDS225+製品ページをご覧ください。
Synologyは、データ管理とバックアップ、ファイルコラボレーションなど、ビジネスのデジタル化を進めるための一元化されたプラットフォームを提供。進化し続けるテクノロジーを取り入れ、新しい可能性を提案し続ける企業です。