タニウムのXEMプラットフォームがアストラゼネカの医薬品開発を支援
サイバーセキュリティ企業のタニウムは、世界的な製薬会社のアストラゼネカが、同社のコンバージド・エンドポイント管理(XEM)プラットフォームを使用して、125か国における125,000以上のエンドポイントを保護していることを発表しました。
アストラゼネカは、複数のエンドポイント管理ツールを統合することで、企業全体のセキュリティを強化し、アジリティ、効率性、可視性を向上させています。これにより、サイバー攻撃のリスクを最小限に抑え、研究者やリーダーは患者の治療に集中できるようになりました。
アストラゼネカのエンタープライズテクノロジーサービス担当バイスプレジデント、ジェフ・ハスキル氏は、「ダウンタイムは患者の治療遅延につながります。私たちは、患者に可能な限り迅速に処方薬を提供したいと考えています。IT部門が成果を上げているため、研究者は彼らの専門分野に集中できます。」と述べています。
タニウムのXEMプラットフォームは、ServiceNowやマイクロソフトとの連携によって、その機能を最大限に発揮します。ServiceNowは、リアルタイムの構成管理データベース(CMDB)を提供することで、ITチームと運用チーム間の連携を強化し、マイクロソフトは、自動化による新たな可能性を生み出しています。
タニウムの最高マーケティング責任者(CMO)、スティーブ・ダヒーブ氏は、「アストラゼネカはグローバルに膨大な量のエンドポイントを抱えています。そのため、エンドポイントをリアルタイムで可視化し、迅速に更新する機能が不可欠です。」と述べています。
タニウムのXEMプラットフォームは、迅速なパッチ適用とIT資産検出にも役立ちます。アストラゼネカは、タニウム導入前は、パッチ適用に1週間かかっていたものが、わずか10分に短縮されました。また、2021年後半の世界的なLog4j攻撃の際、アストラゼネカはタニウムを使用してIT環境をスキャンし、5日後には新しいアップデートの導入を開始しました。
タニウムについて
タニウムは、業界唯一の真のリアルタイム、クラウドベースのエンドポイント管理とセキュリティ製品を提供しています。同社のXEMプラットフォームは、セキュリティ意識の高い組織がサイロ化を解消し、複雑さ、コスト、リスクを削減することを可能にします。
タニウムは、Fortune 500社の数十社、世界小売企業トップ10のうち7社、大手金融機関トップ10のうち8社、世界中の国防省や国防総省など、3,300万以上のエンドポイントを保護しています。
タニウムは、8年連続でフォーブスの「クラウド100」に選ばれ、フォーチュンの「働きがいのある会社100」にもランクインしています。
まとめ
タニウムのXEMプラットフォームは、アストラゼネカが125,000以上のエンドポイントを保護し、セキュリティリスクを軽減することで、患者の治療に集中できるようになりました。タニウムのソリューションは、企業全体のセキュリティを強化し、ビジネスの継続性を確保する上で重要な役割を果たしています。