身近に楽しむ薬膳の魅力
最近、薬膳をテーマにしたテレビドラマが話題を呼んでいます。それに伴い、薬膳をより身近に感じられる『新版毎日使える薬膳&漢方の食材事典』が、9刷の重版を決定しました。この本は、私たちの日常に薬膳を取り入れるための便利なガイドとなっています。
薬膳の基本を知ろう
本書では、身近に手に入る食材229種と生薬40種の効能が詳しく解説されています。各食材の性質や効果、さらには食べ合わせのポイントまでが豊富な写真とともに紹介されています。特に生姜やあずきなどは、具体的な使用方法が強調されており、買い物の際に選びやすい情報が詰まっています。
また、種類別に分けられた食材リストや、50音順に並べられた「おすすめ」食材と「もっと取り入れたい」食材のガイドも、利用しやすい工夫がなされています。
季節に応じたレシピ
本書には、旬の食材を活かした薬膳レシピが豊富に収録されています。これにより、自分の体質に合った食材選びをサポートし、健康的な食生活を送りやすくなります。また「肩こり」「冷え」「むくみ」など、特定の悩みに応じた薬膳レシピも掲載されており、個人のニーズに合わせた工夫がされています。
薬膳の基本知識
本書は、薬膳自体の考え方や基本的な知識も、イラストを交えてわかりやすく解説しています。シンプルでありながら、深い知識が学べる内容は、これから薬膳を始めようと思っている人にとっても非常に有益です。
著者について
本書の著者、阪口珠未(さかぐちすみ)氏は、日本中医学院の講師であり、株式会社漢方キッチンを代表しています。彼女は中国で医学を学び、自身のスクールを運営し、薬膳の普及活動を行っています。その豊富な知識と経験が、本書にしっかりと反映されています。
本書の情報
『新版毎日使える薬膳&漢方の食材事典』は288ページのオールカラーで構成され、定価は1,650円(税込)です。また、2022年11月15日に発売されています。詳細については、
ナツメ社の公式サイトをご覧ください。
これを機会に、私たちの日常に薬膳を取り入れ、健康的で充実した生活を送ってみてはいかがでしょうか。