株式会社EARTHBRAINが「令和6年度インフラDX大賞」で優秀賞を受賞

株式会社EARTHBRAIN、令和6年度インフラDX大賞での快挙

株式会社EARTHBRAIN（以下、EARTHBRAIN）は、国土交通省主催の「令和6年度インフラDX大賞」において、「i-Construction・インフラDX推進コンソーシアム会員の取組部門」で見事に優秀賞を受賞しました。この栄えある賞は、インフラ分野におけるデジタル技術の活用を通じて、建設生産プロセスの効率化や国民サービスの向上に寄与する優れた取り組みを表彰するものです。

今回の受賞に際して、EARTHBRAINは「Smart Construction®による建設現場のデジタル化・可視化～ICT施工StageⅡの実現～」というプロジェクトが評価されました。この取り組みは、建設現場におけるさまざまな情報をデジタルデータとして可視化し、工程管理やコスト管理を細かく行うことで、建設現場の生産性を最大化しようとするものです。

Smart Construction®の導入効果

Smart Construction®を導入することで、工期の短縮や人員の削減が実現され、全体の生産性が約30%向上する成果を上げました。また、このプロジェクトは施工プロセス全体の最適化を図るという、まさに画期的なサービスとなっています。これにより、建設業界全体の生産性向上に大いに貢献していることが評価され、今回の受賞に結びつきました。

EARTHBRAINの使命

EARTHBRAINは建設現場のデジタル化を進めることで、今後も生産性、安全性、環境性の向上を目指し続けるとしています。デジタルトランスフォーメーションの実現に向け、スマートでクリーンな未来の建設現場の創造に取り組む姿勢を示しました。

会社概要および出資企業

株式会社EARTHBRAINは、建設業界の飛躍的な向上を図るべく、特に「Smart Construction®」の提供に力を入れています。このビジョンを実現するために、コマツ（株式会社小松製作所）、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社、株式会社野村総合研究所の4社が出資しており、協力し合って業界の変革を推進しています。

このように、EARTHBRAINはデジタル技術を駆使し、インフラ分野の進化をリードする企業として、今後も注目される存在となることでしょう。

参考情報

国土交通省の報道発表資料によると、2023年度のインフラDX大賞には、26の団体が選ばれ、各々の優れた取り組みが紹介されています。これにより、建設分野におけるデジタル化が加速することが期待されています。

*「スマートコンストラクション」および「Smart Construction」はコマツの登録商標です。報道発表に関する情報は、発表日現在のものです。