松川町モンベル協定
2025-10-08 12:27:23

長野県松川町がモンベルと連携協定を締結し地域活性化を推進

長野県松川町とモンベルの包括連携協定



令和7年10月7日、長野県松川町(町長:北沢秀公)は、アウトドア総合ブランドの株式会社モンベル(代表取締役会長:辰野勇)と包括連携協定を締結しました。この協定は、松川町が持つ自然や農林業、観光資源を活用しつつ、家族構成の変化や地域経済の活性化などの現代的な課題への対処を目指しています。

町のウェルビーイングを高める取り組み



松川町は、令和7年4月から始まった第6次総合計画で「いっしょに育てよう一人ひとりが輝く笑顔あふれるまちまつかわ」をスローガンに掲げています。このスローガンは、住民一人ひとりが持続的な幸せを実感できる「幸せ実感(ウェルビーイング)」を最重要視しています。計画の主な柱には「子育て」「仕事づくり」「移住定住」が含まれており、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通を控え、地域課題の解消を目指しています。具体的には、地域資源の活用や地域の魅力を高めるための施策を実施していきます。

三つの未来像の実現を目指す



この協定の中で、松川町は「自然が“遊び場”と“学び場”になるまち」「健康で災害に強いまち」「農業と観光が融合した“稼げる”まち」という三つの未来像を明確に掲げています。

1. 自然が“遊び場”と“学び場”になるまち
子供たちの野外活動を推進し、環境保全教育を行うことで、地域の未来を担う子供たちの育成を目指します。

2. 健康で災害に強いまち
健康寿命を延ばす施策や、災害時の防災力を向上させる活動を行います。また、バリアフリーな自然体験を提供することで、安心して生活できる環境を整えます。

3. 農業と観光が融合した“稼げる”まち
エコツーリズムの促進や一次産業の支援を通じて、地域経済の活性化を図ります。魅力を発信し、地域の魅力を広く認知してもらう努力をします。

官民連携の意義



松川町長の北沢秀公は、今回の協定を結べたことを非常に嬉しく感じていると述べています。モンベルとの連携を通じて、松川町の自然や農業を活用しながら、地域全体の持続可能な発展に寄与することを期待しています。

また、モンベルの辰野勇会長は、全国で167拠点での協定を進めるなか、松川町との連携は特に意義深いものと位置付けています。地域経済の元気化や住民の生活の質の向上を通じて、多くの人々に喜びをもたらすよう努めていく方針を示しました。

松川町の魅力と特徴



松川町は、伊那谷に位置し、中央アルプスや南アルプスを望む美しい自然環境を有しています。この町は、りんごやなし、ぶどうなどの果樹栽培が盛んな「くだものの里」としても知られ、地元の農業は長い歴史と伝統を持っています。しかしながら、最近の人口減少や高齢化、気候変動などの課題にも直面しています。これらの課題に対応するためには、今回の協定のような積極的な取り組みが欠かせません。

今後、松川町は住民と共に具体的な取り組みを進め、協定の成果を地域全体で享受できるよう努めていきます。全国の皆様の関心と支援を期待しています。


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会社情報

会社名
長野県松川町
住所
長野県下伊那郡松川町元大島3823
電話番号
0265-36-3111

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