加賀FEI、Bluetooth Low Energyモジュールラインアップに新製品を追加
加賀FEI株式会社は、無線通信分野に新たな一歩を踏み出しました。神奈川県横浜市に本社を構える同社は、Bluetooth Low Energy通信ソフトウェアを内蔵した新しいモジュール「ES4L15MA1」と「EC4L15MA1」を発表しました。
新製品の概要
「ES4L15MA1」と「EC4L15MA1」は、Nordic Semiconductor製のnRF54L15をベースにした無線モジュールで、加賀FEI独自のソフトウェアが内蔵されています。この設計により、Bluetooth Low Energy通信に必要な基本機能があらかじめ実装されています。これにより、新たに無線通信ソフトウェアを開発する必要がなくなり、製品開発期間の短縮とコストを大幅に削減できます。
IoT市場におけるニーズ
IoT市場は急成長を続けており、産業機器や住宅、ヘルスケア機器など、さまざまな分野で無線化の要求が高まっています。しかし、Bluetoothソフトウェアを開発する人材の不足や、開発に時間がかかることが大きな課題となっています。このため、加賀FEIは、外部から簡単に制御ができるソフトウェア内蔵のモジュールを開発することにしました。
製品の特長
1. 最大8台との同時接続
新製品は、最大8台のBluetooth Low Energyデバイスと同時に接続できる1対N通信機能を搭載しており、センサーネットワークや設備監視システムに適しています。また、IoT機器の集約制御やゲートウェイ用途にも活用が可能です。
2. シリアルコマンドによるコントロール
加賀FEIが独自に開発したソフトウェアは、シリアルコマンド方式で動作し、外部からのコマンド入力によりBluetooth Low Energyの接続設定や通信制御が可能です。さらに、任意のテキストデータの送受信機能も提供され、有線のシリアル通信を無線化する用途においても、機器間の双方向通信が容易に実現できます。
3. 設計不要のアンテナ
内蔵アンテナを採用しているため、別途のアンテナ設計が不要です。また、Bluetooth SIG認証や日本電波法、さらにはFCCやISEDの電波法認証を取得しており、認証にかかる費用や工数を削減できます。
製品のリリース情報
新製品のサンプルモジュール「ES4L15MA1」は2027年1月より量産が開始され、「EC4L15MA1」は2026年7月から量産がスタートします。
加賀FEIの無線モジュール「CONTINECT」
加賀FEIは、IoT対応の無線モジュール「CONTINECT」を提供しており、Bluetooth Low EnergyやWireless LANなどの無線技術を用いて機器の無線化を実現しています。詳細情報は
公式ウェブサイトで確認できます。
会社概要
加賀FEI株式会社は1952年に設立され、電子デバイス製品の設計・開発・販売を行っています。最新の技術を駆使し、時代のニーズに応える製品を展開しています。
今後、加賀FEIの新たなモジュールがどのようにIoT市場で広がっていくのか、注目が集まります。