日本の森と職人を体感できるVR店舗がオープン！箸専門店の新しい試み

新店舗は日本の森をテーマにしたVR体験

創業111年を誇る箸専門店「はし藤本店」が、東京都台東区のかっぱ橋道具街に新しい形の店舗をオープンしました。今回の店舗は日本の森と日本の職人をテーマに展開されており、店内には7本の杉の柱や大きなひのきの箸、杉の割箸のオブジェが配されています。これにより、来店者は日本の自然と職人の仕事を同時に体感できる空間が広がっています。

VR空間での買い物体験

特に注目すべきは、店舗の雰囲気をそのままVR空間で楽しむことができるVR店舗です。これまでのオンラインショッピングでは、商品の写真や文章を見た上での購入が主流でした。しかし、VR店舗では、実際の店舗の内装や什器、商品の配置などがリアルに再現されています。この技術により、店舗独特の雰囲気や世界観を直接感じながら、買い物を楽しむことできるのです。

来訪者は、実際に店内を歩いているかのように、商品の質感や色合いを比較したり、広い通路を通り過ぎる杉の柱を見渡すことが出来ます。これにより、まるで店を訪れているようなリアルな体験が可能となります。

自由な時間で利用できる新しいスタイル

このVR店舗は、インターネットの環境さえあれば、どこでも、いつでも、好きなだけ利用できます。営業時間に合わせて来ることが難しい会社員や、遠方に住んでいる方、さらには海外在住の方々でも、手軽にショッピングを楽しむことができるのです。

例えば、仕事で忙しい合間に自宅から、または旅行先からでも店舗を訪問することができ、何度でも商品をリサーチできます。はし藤本店は、今後このVR店舗を「森」として位置づけ、日本の森や職人、そして箸文化を広めるための場所にすることを計画しています。

箸を通じて日本を感じる製品づくり

新店舗では、はし藤本店のこだわりが詰まったオリジナルの日本の割箸シリーズなど、全国各地のご当地材を使った箸の販売も行われています。これらの商品は、日本の森の魅力を感じることができるようにデザインされており、訪れる人々にその楽しさを伝えています。

特に、全国各地から集められた素材で作られる箸は、それぞれの地域の特性を反映しており、訪問者は箸を通じて日本各地の文化を体感することが可能です。