静岡県環境衛生科学研究所がYouTubeで動画配信を始めました
静岡県にある公設の研究施設「静岡県環境衛生科学研究所」は、この度、YouTubeを利用した動画配信をスタートさせました。この新しい取り組みは、研究所の活動やその成果を一般の方々に広く伝えることを目的としています。
研究発表とバーチャル研究所
この動画配信では、毎年開催される「業務研究発表会」がオンラインで行われます。今年は、会場での実施からインターネットを通じての配信に変更されたことで、視聴者は好きな時間にパソコンやスマートフォンを使って研究成果を学ぶことができるようになりました。
配信される内容には、以下のような研究テーマが含まれています:
1.
静岡県内の河川を対象としたマイクロプラスチックの実態調査
2.
蚊が媒介する感染症の研究発表
3.
服薬補助ゼリーやとろみ調整食品が医薬品の溶解性に与える影響
4.
発生源不明の異臭に関する対応策の検討
また、特設された「バーチャル研究所」では、研究所の各部門が行っている業務の様子を映像で紹介しています。普段は見ることのできない研究者の仕事や研究の過程を見学できる貴重な機会です。この試みを通じて、研究所の活動が一層身近に感じられることでしょう。
視聴方法
動画にアクセスするためには、インターネットに接続できるパソコンまたはスマートフォンが必要です。
視聴を希望する方は、以下のURLにアクセスしてください。配信は令和7年3月末まで予定されています。
https://kaneiken.jp/r6
このように、静岡県環境衛生科学研究所の取り組みは、研究成果を広めるだけでなく、県民の方々が環境問題や公共の健康に関心を持つ契機にもなります。ぜひ、この機会に動画配信を利用して研究所の活動を覗いてみてはいかがでしょうか。