電子施工管理システム「TAKUMI Builders Connect」
大東建託株式会社は、1月20日から電子施工管理システム「TAKUMI Builders Connect」の先行販売を開始します。本システムは、建築工事の受発注や施工体制台帳の電子化を実現する自社開発のソフトウェアです。
建設業界におけるDXの重要性
近年、建設業界では人材不足や業務の非効率が問題視されています。このような状況に対処するため、デジタルトランスフォーメーション(DX)が急務となっています。しかし、中小規模の建設会社は初期投資の負担から導入が難しく、デジタル化が進まないという実情があります。結果として、業界内でのデジタル格差が広がる一方です。
大東建託は、この問題に対応すべく、20年以上の経験を活かし、導入ハードルを下げた価格設定で「TAKUMI Builders Connect」を提供することで中小会社の業務効率化を支援します。
システムの機能
「TAKUMI Builders Connect」は、見積書や注文書、請求書の管理はもちろん、作業員名簿のデジタル化も行うことができます。また、下請契約台帳や施工体系図の作成支援機能も備えています。特に、受発注プロセスの効率化に向けた基本機能「電子受発注」と、下請け業者との契約情報を記録するオプション機能「施工体制台帳作成支援」を選択可能です。
このような機能を通じて、大東建託は業務のスムーズな運営を支援し、業界のデジタル化を促進することを目指します。
料金プランのご案内
「TAKUMI Builders Connect」の料金プランは以下のようになっています:
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初期費用:2万円~
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月額費用:
- 最大10社とのやりとり(~10ID):980円
- 最大50IDまで:1,980円
- 最大100IDまで:3,480円
- - オプション機能あり(電子受発注+施工体制台帳作成支援) :
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初期費用:8万円~
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月額費用:
- 最大100社とのやりとり(~100ID):19,800円
- それ以降ID数に応じた従量課金制
これらの料金は、協力業者向けに設定された特別価格であり、一般建設業者向けの価格とは異なりますのでご注意ください。
販売の展望
大東建託では、2024年4月から一般販売を開始し、さらなる拡販に努めます。顧客企業との連携を強化し、施工体制の強化にも取り組む意向です。これにより、建設業界のさらなるデジタル化と業務効率化を実現していくことでしょう。
最後に、「TAKUMI Builders Connect」の公式ウェブサイトも合わせてご覧ください:
TAKUMI Builders Connect。
今後の建設業界の発展に向け、この新システムが大いに貢献することを期待しています。