ハワイ・ホノルルで楽しむ次世代XRエンターテインメントが登場

ホノルルで体験できる次世代XRエンターテインメント

2025年2月、アメリカ合衆国ハワイ州ホノルルでシナスタジアが提供する新感覚の観光エンターテインメントサービス『XploreRide Hawaii produced by NAKED, INC.』が始まります。このサービスは、シナスタジアが持つ次世代XR技術を用い、観光客にこれまでにない体験を提供するものです。特に注目されるのは、シナスタジアの機能である『RideVision』を搭載したEVバスによる移動中に、まるでテーマパークのような没入型の体験ができる点です。

ハワイの魅力を再発見

このプロジェクトは、ハワイ州観光局の監修のもと、地域の歴史や文化、慣習を学びながら楽しんでもらうことを目的としています。XRコンテンツを通じて、観光名所の魅力をリアルとバーチャルの境界を越えて体験することができます。例えば、ホノルルの名所を巡りながら、ハワイの伝説や歴史的なストーリーがデジタルで展開され、紹介されることで、観光客に深い理解を促します。

プロジェクトの背景と役割

このプロジェクトは、2024年9月にHISとシナスタジアが結んだ戦略的事業提携に基づいています。HISは主催・販売を行い、現地法人のHawaii HIS Corporationが実務を担当します。一方、シナスタジアは技術提供とRideVisionの実装を担い、ネイキッドはXRコンテンツの演出・制作を行います。このような役割分担によって、各社の強みを活かした協業体制が築かれ、高品質なサービスが実現されるのです。

未来への展望

このホノルルでのサービス展開は、RideVisionを用いた海外での初めての試みです。2025年中には、アメリカ本土の主要都市への拡大も計画されています。また、欧州や中東など、さらなる需要が見込まれる他地域への事業拡大も視野に入れています。

RideVisionの魅力

RideVisionは、自動運転技術を活用し、さまざまな乗り物でXR体験を可能にする革新的な技術です。この技術により、観光客は移動時間をエンターテインメントに変えることができ、旅行の満足度を向上させます。さらに、RideVisionは独自の技術であらゆる車両に後付けが可能であり、最短で1日で設置することができます。

また、VR酔いが発生しにくい設計がされており、車両の動きとXR環境が完全に連動しているため、リアルな体験が提供されます。XRコンテンツ制作者向けには、使いやすいSDKも用意されており、コンテンツ制作をサポートする体制が整っています。