2025年のさっぽろ雪まつりに期待高まるプロジェクションマッピング
2025年2月4日から11日まで開催される「さっぽろ雪まつり」で、注目を集めるのがプロジェクションマッピング「The Lights of Otaru」です。このイベントでは、北海道テレビ(HTB)が大通8丁目の「雪のHTB広場」にて、大雪像「小樽 銀鱗荘」を舞台にした美しい映像表現が展開されます。
小樽の歴史を映し出すアート
プロジェクションマッピングは、高輝度プロジェクターを使用して映像を大雪像に投影し、その場で動きや色を変化させることができる特別な技術です。「The Lights of Otaru」では、切り絵や版画調のモチーフを取り入れ、小樽の歴史や文化の深さを音楽と共に伝えます。
映像の内容は、小樽の名所や歴史にスポットを当て、観客の心に温もりを届けるエモーショナルな体験を約束しています。
銀鱗荘の魅力
大雪像として制作される「小樽 銀鱗荘」は、鰊漁で栄えた家族が明治後期に建てた伝統的な建物です。2023年には国登録有形文化財にも登録され、小樽及び余市の文化的価値を理解するための貴重な資源として位置づけられています。
銀鱗荘は、特に盛り上がった庇が印象的で、制作者の新潟からの大工が施した巧みな技術が随所に見ることができます。この建物は現存する数少ない鰊御殿の一つで、宿泊施設としても利用可能なことから、訪れる人々にその悠久の歴史を伝えています。
イベントの詳細
「The Lights of Otaru」は、2025年2月4日から2月11日までの毎日、午後5時30分から8時30分まで30分ごとに上映されます。混雑状況に応じてスケジュールが変更されることもあるため、早めの来場をおすすめします。
このプロジェクションマッピングは、HTB北海道テレビとさっぽろ雪まつり大雪像制作委員会の共同プロジェクトとして実施され、制作には約1,000人を超えるボランティアが参加します。
まとめ
2025年のさっぽろ雪まつりは、観光客だけでなく地元の人々にも心を躍らせる魅力的なイベントになること間違いありません。小樽の美しい歴史を映し出す「The Lights of Otaru」をぜひお見逃しなく。
詳細は、公式サイトで確認できますので、みなさんの参加をお待ちしています。