ペンタセキュリティとリンクが結んだタイアップ
情報セキュリティの分野において、ペンタセキュリティ株式会社と株式会社リンクが新たなパートナーシップ契約を締結しました。この提携は、AWS WAFに特化した運用管理サービス「Cloudbric WMS」の提供開始を意味しています。両社の協力により、企業のウェブセキュリティ対策を一層強化することが期待されています。
クラウドシステム環境の変化とその背景
近年、多くの企業が現行のシステム環境を揺るがす新型コロナウイルス感染症の影響を受け、迅速にクラウド化へ移行しています。その中でも、Amazon Web Services(AWS)は日本国内外での高いシェアを誇り、業界において信頼のおけるクラウドサービスとしての地位を確立しています。ペンタセキュリティは、このAWSに特化した運用管理サービス「Cloudbric WMS」を展開しており、企業側の専門知識不足やリソース制限の課題を解消することを目的としています。
パートナーシップの意義
今回の提携を通じて、リンクはその25年以上にわたるホスティング事業で培った経験を基に、「Cloudbric WMS」をそのサービスの一環として提供することになります。リンクはITインフラに情熱を注ぎ、質の高いサービス・丁寧なサポートを提供することで多くの企業に選ばれています。この新サービスは、リンクのサーバ監視・障害対応を代行する「ベアサポート」に追加され、より一層のビジネス成功をサポートすることになるのです。
Cloudbric WMSの具体的な機能
「Cloudbric WMS」とは、AWS WAFに特化した運用管理サービスで、ペンタセキュリティが開発した日本、韓国、米国で特許を取得した攻撃検知エンジンを搭載しています。このサービスは、適切なルール作成と反映を行い、新たに発見された脆弱性や誤検知に対する迅速な対応を実現します。また、365日24時間のモニタリングとサポート体制を整えているため、顧客企業は専門的な知識がなくても高度なセキュリティを享受できるのです。
今後の展望
ペンタセキュリティは、「AWS WAF レディプログラム」のローンチパートナーとして認定されています。このパートナーシップは、Webセキュリティの向上だけでなく、企業が直面するサイバーセキュリティ上のリスクに対しても、より高品質なソリューションを提供するための道筋としています。これにより、企業のセキュリティ対策は一層強化され、今後の不安定なセキュリティ環境においても安心した運用が可能となります。
最後に
ペンタセキュリティとリンクの提携は、ただサービスを提供するだけでなく、企業のサイバーセキュリティへの取り組みを強化する重要な一歩です。今後の展開に期待が寄せられます。
詳細については、
Cloudbric公式サイトおよび
ペンタセキュリティ公式サイトを参照してください。