青春の記憶がよみがえる『NEO平成レトロ展』
2025年7月24日から8月31日まで、東京の西武渋谷店で『NEO平成レトロ展』が開催されます。この展覧会は、昭和100年を迎え、ミレニアムから四半世紀が経過した今、再び注目を浴びる「平成レトロ」文化をテーマにしています。
平成カルチャーの再発見
「NEO平成レトロ展」のテーマは「キミの記憶のどこかにある 懐かしくて新しい『平成』へ」。この展覧会では、平成時代に人気を誇ったアイテムやゲーム、カルチャーを振り返ります。特に、平成を体験した世代にとっては、昔の思い出が詰まった宝箱を開くような感覚が味わえ、また昭和時代を知らない若い世代にとっては、新しい発見や体験を提供する場となることでしょう。「近くて遠い」時代の魅力を、あらゆる世代に共有するこの展覧会は、多くの人に楽しんでもらえる内容に仕上がっています。
さらに、展示のメインビジュアルには、レトロポップなイラストを得意とするイラストレーター・琥珀雨が描き下ろした作品が使用されています。このビジュアルは懐かしさを感じつつも、令和のセンスをミックスしたデザインが施されており、会場にいるだけで「平成」を体感できることでしょう。
展示内容と体験エリア
『NEO平成レトロ展』では、9つの異なる体験エリアが設けられています。例えば、「もしもし?平成です!」エリアでは、歴代のガラケーやポケベルなどのコミュニケーションツールが展示されています。懐かしい「キラキラ平成♡ルーム」では、当時のスタイルで再現された部屋があり、来場者はその中で記憶を蘇らせることができます。
また、「平成ファッション大百科」エリアでは、ギャルファッションやトレンド雑誌に関する展示が行われ、懐かしのファッションを再確認できること間違いなしです。加えて、平成クイズに挑戦したり、プロフィール帳を書いてシェアするアクティビティも用意されており、展示を通して交流する楽しさも味わえます。
監修者の紹介
展覧会の監修者である山下メロ氏は、「平成レトロ」を提唱し、平成文化に関する研究を行っています。彼は庶民の風俗や文化、昭和から平成にかけての様々な現象を追及しており、今後も新たな展示や活動を通じて多くの人々に平成を再認識してもらえるよう努めています。彼自身も平成が始まった頃の暮らしを振り返り、懐かしさと新鮮な発見を感じさせる言葉をメッセージとしています。
公式サイトとSNS
展覧会の公式サイトは5月15日にオープンしました。このサイトでは、平成にタイムスリップできるようなコンテンツが盛りだくさんで、事前に展覧会の雰囲気を楽しむことができます。公式InstagramやTikTokアカウントも同時に公開されており、参加者同士の交流や情報収集に便利です。
開催概要
- - 会期:2025年7月24日(木)〜8月31日(日)10:00〜20:00(最終入場は閉場の30分前まで)
- - 会場:西武渋谷店 A館 2Fイベントスペース
- - チケット:前売券1,600円、当日券1,800円(前売り販売は6月7日10:00から開始)
懐かしい平成の思い出にふけりながら、新たな発見を期待できるこの展覧会に、ぜひ足を運んでみてください。