多田宏師範、イタリアへ
2024-10-28 14:37:22

94歳の合気道九段・多田宏師範がイタリアで講習会を開催

94歳の合気道師範がイタリアに教えを広める



合気道の国際的な発展において、94歳となったMaster Hiroshi Tada(多田宏師範)は、特にその影響力は大きいです。ボローニャで行われるイタリア合気会創立60周年記念講習会は、彼の功績や活動を称える素晴らしい機会となります。

合気道との出会い



多田師範は、合気道の開祖である植芝盛平から直接教えを受けた九段の師範で、これまでに数多くの弟子を育ててきました。彼の合気道に対する情熱は、年齢を感じさせないほどであり、現在でも週3回吉祥寺にある月窓寺道場で積極的に指導を続けています。

イタリアでの活動



1964年にイタリア合気会を設立した多田師範は、以来約60年にわたりイタリア及びヨーロッパにおける合気道の普及に尽力してきました。2018年にはイタリア共和国騎士勲章を受賞し、さらなる功績を残しています。

この度、ボローニャでの講習会には、日本から公益財団法人合気会の道場長である植芝充央や、多田師範自身が参加し、ストリートでの演武や実技指導を行います。これは、彼らの教えを受けたイタリアの指導者たちとも連携し、合気道の技術と精神を広める大切な機会です。

新たな書籍の出版



また、2023年にはフランスの大手出版社アシェット社より『L'energie du souffle』を刊行し、2024年にはその日本語版『生命の力を高める「呼吸」』を世界文化社より発行予定です。この書籍では、呼吸や瞑想、さらには「気の錬磨」といった実践的な知識を伝えています。

書籍は2024年3月28日から発売され、定価は1,870円です。多田師範は、自身の体験に基づいた知識を広めることで、より多くの人々に合気道の深い哲学と技術を享受してほしいと願っています。

合気道の国際的な広がり



日本発の現代武道である合気道は、1950年代から世界各地に広まり始め、現在では約140か国に組織が存在します。そんな中でも、多田師範の貢献は特に目立ち、彼の教えは多くの合気道ファンに受け継がれています。

締めくくり



多田宏師範の存在は、合気道の未来を担う若手指導者たちにも大きな希望を与える存在です。彼の講習会は、単に技術を学ぶだけでなく、精神的な側面も重視した内容となるに違いありません。ボローニャでのこの特別な講習会は、彼の不屈の精神と思いを伝える貴重な機会となります。


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会社情報

会社名
株式会社世界文化ホールディングス
住所
東京都千代田区九段北4-2-29
電話番号
03-3262-5111

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