CUCホスピスの進化
2023-06-01 13:30:01
CUCホスピス、在宅ホスピスを『ReHOPE』に改名し希望の場を提供
CUCホスピスが新たに掲げる希望のブランド『ReHOPE』
医療依存度が高い方々にとって、自身のニーズに合った療養環境を見つけることは容易ではありません。CUCホスピスは、そうした方々が安心して生活できる場を提供するために、事業ブランドを「在宅ホスピス」から「ReHOPE」へと変更しました。この変更は、彼らの生きる希望を再生するという使命を象徴しています。
ReHOPEの進化とその背景
CUCホスピスは、2017年に設立され、末期がんや神経難病を抱える方々に向けた訪問看護や介護を展開してきました。看護師や介護職員が,24時間体制で患者の支援を行うことで、彼らが医療依存度に関わらず、快適な療養生活を送れるよう努めています。この新しい名称『ReHOPE』の意味には、希望を再生する場所という強い思いが込められています。
さらに、CUCホスピスがReHOPEを展開する理由の一つには、末期医療を受けがたい環境が存在することがあります。2040年には49万人が医療を受けられなくなる可能性があり、病床数の減少はその一因とされており、自宅での看護や介護が難しいために、特別なサポートが求められています。ReHOPEは、それに対して自宅以上、病院以下の居心地の良さを提供する新しい選択肢となります。
ReHOPEの核となるサービス
ReHOPEでは、日常生活の支援だけでなく、専門的な医療処置も提供されます。食事や排泄の介助だけでなく、看護師による人工呼吸器の管理や痰の吸引など、患者一人ひとりの状態に応じた医療サポートも行います。施設は、医療と介護が密接に連携し、患者がその人らしく過ごせる環境作りにこだわってきました。
CUCホスピスは、これまでに2,000名以上の患者を受け入れ、さまざまな症例に対応してきた実績があります。その中で、医療と生活支援を一体化した新たなモデルを構築し、患者からの信頼を勝ち得ています。
事業ブランドの変更に寄せて
CUCホスピスの代表取締役社長、井上正明氏は「この使命に基づき、医療依存度が高い方々が自らの人生に希望を見出せるような心身のケアを行ってきた」と頷きます。また、事業ブランド名の変更は、この理念をより広く認知してもらうための重要な一歩だとも語ります。
新しいロゴやブランドカラーは、誰にでも理解しやすいデザインと居心地の良さを追求しており、ターコイズグリーンの色彩が安心感を与えます。こうした工夫をしながら、CUCホスピスは、重い病を抱えている方々が前向きに自分らしい生活を送れる場としての役割を果たしていく計画です。
今後の展望
CUCホスピスは、全国の施設拡大を推進しており、2023年にも新たな拠点をオープンする計画であり、福島県郡山市を始めとして、埼玉県や奈良県にも新設されます。『ReHOPE』という新たなブランドのもと、さらに多くの方々に「前を向いて生きる」ことを支えていく姿勢を明確にし、希望を与え続ける理想の場を目指しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社シーユーシー・ホスピス
- 住所
- 東京都港区芝浦3丁目1-1msb Tamachi 田町ステーションタワーN 15階
- 電話番号
-