業務提携が生む新たな可能性
昨今、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、業務の効率化が急務とされています。その中で、株式会社Office Conciergeが提供する「建設BALENA」は、業務を一括で管理し、建設業務をサポートするクラウドシステムとして注目を浴びています。そして、このたび、株式会社J.C.O.Sとの業務提携が発表されました。
なぜ業務提携が必要だったのか?
「建設BALENA」は、導入企業に対して丁寧な運用支援を行っておりますが、インターネット環境の最適化は自身の領域外の課題でした。それにより、導入企業はインターネット速度の問題や接続の不具合に悩まされることがしばしばありました。この改善施策の一環として、光回線サービスを運営する株式会社J.C.O.Sとの提携が決まりました。これにより、より迅速かつ効果的に問題解決を図ることが可能となります。
提携の狙いと期待される効果
業務提携を通じて両社が果たす役割は明確です。将来的には、J.C.O.Sが「建設BALENA」利用企業に対してネットワークレベルでのサポートを行い、最適なインターネット環境を提供します。これにより、企業はストレスフリーで「建設BALENA」を活用でき、業務プロセスの効率化や生産性の向上を図れるでしょう。
株式会社Office Conciergeの代表取締役、小松延顕氏は、提携の背景について「インターネット環境に課題を抱える企業様に、より的確なサポートができるようになります。業務プロセス再構築により、本質的な課題に集中できるようになると考えています」と述べています。一方、J.C.O.Sの代表取締役、早坂哲吏氏も「J-one光」は高速で高品質なサービスを提供し、契約前にお客様のIT環境を調査することで、最適な機器への交換をサポートします」とコメントしました。
建設BALENAの特色
「建設BALENA」は、建設業務に特化した管理会計システムで、書類や図面、顧客情報を一元管理できる機能を備えています。このシステムは、日本国内に存在する約47万の建設会社において、業界の特性に応じたシステムカスタマイズを行うことができ、オーダーメイドのようなサポートが可能です。
このシステムの導入により、企業は作業効率を高めるだけでなく、情報の管理をより容易に行えるようになります。これからの建設業界では、デジタル技術の導入がますます重要になってくるでしょう。
企業概要
株式会社Office Concierge
- - 本社所在地: 東京都豊島区北大塚2-1-1 ba05 5F
- - 設立: 平成18年1月23日
- - 事業内容: 業務統合システム「建設BALENA」の開発・販売及び運用保守
- - 公式サイト: Office Concierge
株式会社J.C.O.S
- - 本社所在地: 東京都港区赤坂8-10-22 ニュー新坂ビル3F
- - 設立: 2005年6月7日
- - 事業内容: 情報通信事業・物流事業
- - 公式サイト: J.C.O.S
今後、両社の連携がどのような形で業界に影響を与えるのか目が離せません。新たな取り組みに期待を寄せつつ、建設業界のさらなる発展を見守りたいと思います。