高校生が熱戦を繰り広げる!『スポGOMI甲子園2024・埼玉県大会』開催
6月23日(日)に、川越水上公園にて『スポGOMI甲子園2024・埼玉県大会』が開催されました。このイベントは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たちが、制限時間60分の中で、決められたエリア内のごみを拾い集め、その量と質をポイントで競い合うというものです。
今回は、13チーム、総勢39名の高校生たちが参加。熱気あふれる戦いが繰り広げられました。
優勝は川口工業高校「クリーンLV2」!
見事優勝を勝ち取ったのは、川口工業高校の「クリーンLV2」チーム。彼らは、5.69kgのごみを集め、2位の狭山ヶ丘高校「狭山ヶ丘高校IAC➀」チームに76ポイント差をつけ、圧巻の勝利を収めました。
「クリーンLV2」チームは、2024年12月に東京で行われる予定のスポGOMI甲子園全国大会でも、その実力を発揮し、好成績が期待されています。
埼玉県大会で集められたごみの総量は18.46kg
大会全体では、18.46kgのごみが集まりました。これは、参加者全員が積極的にごみ拾いに取り組んだ証です。
海洋ごみ問題への意識向上を促進
スポGOMI甲子園は、海洋ごみ問題への意識向上を目的として開催されています。埼玉県は海なし県ですが、県内を流れる川は海と繋がっています。海のごみ問題は、私たちにとって他人事ではありません。
スポGOMIを通じて、海洋ごみ問題について考え、行動を起こす人が増えることを期待しています。
各賞の受賞チーム
優勝: 川口工業高校「クリーンLV2」
準優勝: 狭山ヶ丘高校「狭山ヶ丘高校IAC➀」
3位: 川口工業高校「うめがうめえー」
埼玉県環境部長賞: 鳩ヶ谷高校「TEAM ToMoDAChi」
オリジナルアイテム賞: 川口工業高校「不正をしない!」
スポGOMI甲子園とは?
スポGOMI甲子園は、一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションが主催する、ごみ拾いをスポーツとして楽しむイベントです。2013年から開催され、全国各地で多くの高校生が参加しています。
このイベントを通じて、海洋ごみ問題への意識向上、環境問題への関心を高めることを目指しています。
詳細情報
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション: https://www.spogomi.or.jp/
CHANGE FOR THE BLUE: https://uminohi.jp/umigomi/
* 日本財団「海と日本プロジェクト」: https://uminohi.jp/
スポGOMI甲子園埼玉大会を終えて:高校生たちの熱意と環境問題への意識
『スポGOMI甲子園2024・埼玉県大会』を取材して、高校生たちの熱意と環境問題への意識の高さを改めて感じました。
彼らは、単にゲーム感覚で参加しているのではなく、ごみ問題の深刻さを理解し、自分たちでできることを積極的に探していました。
特に印象的だったのは、優勝チーム「クリーンLV2」のメンバーの言葉です。彼らは、全国大会で優勝を目指すと力強く宣言し、その言葉には、環境問題への強い意志を感じました。
また、大会に参加した他のチームの高校生たちも、それぞれ創意工夫を凝らし、ごみ拾いに取り組んでいました。中には、ペットボトルを効率的に集めるためのオリジナルアイテムを製作したチームもありました。
これらの取り組みは、高校生たちが環境問題に対して、主体的に考え、行動を起こすことの重要性を認識していることを示しています。
今回の大会を通じて、若い世代が環境問題に対して高い関心を持ち、積極的に行動を起こしていることを知ることができました。
彼らが、未来を担う世代として、持続可能な社会を実現するために、どのような役割を果たしていくのか、今後の活動に期待したいです。
同時に、私たち大人も、彼らから学ぶべき点は多くあると感じました。
環境問題に対する意識改革は、一人ひとりの行動から始まります。
これからも、若い世代とともに、持続可能な社会の実現を目指していきたいです。