農業法人支援の最前線 経営改善セミナー開催決定
農業経営は現在、かつてない変革の時期に突入しています。その中で、農業法人が事業再生や企業価値評価を行うことは、特に重要な対策となりつつあります。令和7年9月14日(日)に帯広畜産大学で開催される「日本農業経営学会 令和7年度研究大会」では、このテーマに焦点を当てた分科会が予定されています。
当該分科会では、株式会社事業性評価研究所の田井政晴代表取締役社長が座長を務めます。ここでは、外部資本の導入やM&A(合併・買収)、事業承継および再生といった経営上の重要な意思決定について、農業法人が直面している現状を踏まえた議論が行われる予定です。特に、再生支援や資本構成、財務改善、評価技法などについて理論と実務の双方から多角的に検討が進められます。
【分科会の趣旨】
近年、農業法人を取り巻く経営環境は大きく変化しています。これらの経営課題にしっかりと対処するためには、法務・財務・資産評価を統合的に捉える視点が必要不可欠です。また、企業価値評価に関する高度な実務能力も求められます。これらを理解するためにも、多角的なアプローチが必要です。
この分科会は、農業が盛んな地域、十勝を舞台に、理論的な枠組みと実践的な知見を体系化する試みともなっています。参加者には農業経営研究者だけでなく、政府系金融機関、JA、信用金庫、そして専門家である弁護士や公認会計士、税理士など、多様なバックグラウンドを持つ方々が集まることが期待されています。
開催概要
- - 日時: 令和7年9月14日(日)13:00~15:30
- - 会場: 帯広畜産大学 講義棟
- - 開催形式: 現地およびWEBのハイブリッド形式(予定)
- - 登壇者: 田井 政晴(座長/株式会社事業性評価研究所代表取締役社長)
- 第一報告者: 富樫 誠一(北海道中小企業活性化協議会 サブマネージャー)
- 第二報告者: 北村 均(公認会計士北村均事務所)
- - コメンテーター: 松田 尚樹(北海道銀行)、三浦 尚史(株式会社三浦農場)
- - 想定参加者: 農業経営の研究者、金融関係者、士業の専門家など
これからの農業経営には、外部環境の変化への迅速な対応が求められます。特に、企業価値を如何に正しく評価し、持続可能な経営モデルを築くかが成功の鍵となります。
詳しいプログラムや参加申込方法については、
こちらのURLを参照してください。
株式会社事業性評価研究所の概要についても、ぜひご覧ください。
- - 商号: 株式会社事業性評価研究所
- - 代表者: 田井 政晴
- - 所在地: 東京都千代田区平河町
- - 設立: 2017年12月
- - 事業内容: 農林水産業分野における事業性評価など
- - URL: http://www.bvr.co.jp
この機会に、農業経営の最新のトレンドや実務について学び、新しい知見を得る場に参加してみてはいかがでしょうか。