ネットバンキング利用実態調査：信頼性と手数料が重視される理由

ネットバンキング利用実態調査

マイボイスコム株式会社が実施した「インターネットバンキングの利用」に関する調査結果が発表されました。2025年1月1日から7日の間に行われたこの調査には、9,120名が参加。調査の目的は、ネットバンキングの利用状況や意向、重要視される選定基準を明らかにすることです。

インターネットバンキングの利用状況

調査によると、約75%の人々がインターネットバンキングの利用経験があり、その中でも現在利用している人は69.5%に達しています。一方、「利用したことがない」という人は24.8%に上ります。この中でも、特に男性20代や女性70代では未利用者が4割を超えるという結果が出ています。

利用するネットバンキングサービス

インターネットバンキング経験者が最も利用しているサービスは「口座情報の照会・明細の確認」で、84.4%の人が利用したことがあると回答しました。次いで「振り込み・送金」が79.2%と多くの人々によって利用されています。他にも、クレジットカードやデビットカードの引き落としサービスに関しては44.8%の人が利用しているとのことです。特に『SBI新生銀行』は振り込み・送金の利用者が多く、『PayPay銀行』や『楽天銀行』はネットショッピング等の決済サービスでの使用頻度が高いようです。

利用の重視ポイント

ネットバンキングを選ぶ際、重要視される点について尋ねたところ、「手数料が安い」が70%と最も多く、次いで「銀行に取引口座がある」「信頼できる」が各40%台でした。また、「24時間リアルタイムで利用可能」という条件も32.5%の人々に評価されています。知名度やスマートフォンからの利用のしやすさも、若年層で特に重視されている点です。