法人寄付プログラムが新たな一歩を踏み出す
公益社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(以下「abt」)が、持続可能な社会の実現を目指すための新たな法人寄付プログラムを始動しました。このプログラムは、企業が社会課題の解決に参与するための様々な寄付コースを提供し、市民活動を支える新たな資金循環の構築を目指しています。2010年の設立以来、abtは248件の活動に対し、総額2.82億円もの助成を行ってきました。
15年の成果と新たな挑戦
aBtは、環境保全や持続可能な食と農業、エネルギーの変革、さらには東アジア地域における市民交流など、さまざまな社会的課題に取り組む活動を支援しています。今回の法人寄付プログラムは、企業との協力を強化するための画期的なイニシアティブです。特に、企業による寄付を通じて、市民活動をより広範囲に支援するための努力を加速させる目的があります。
abtはクラウドファンディングや地域の市民グループへの支援など、独自のアプローチを用いて、まだ十分に認知されていない問題や将来的に重要なテーマに取り組む活動を素早く支える役割を果たしてきました。例えば、化学物質が生態系に及ぼす影響や、PFAS汚染問題にいち早く取り組むなど、未来の課題に対して先見の明を持って支援を行っています。
法人寄付プログラムの魅力
この新しい法人寄付プログラムでは、企業が選べる複数の寄付コースが用意されています。例えば、月額1万円からスタートできる「ブロンズ」コースから、10万円/月の「プラチナ」コースまで、さまざまなニーズに対応しています。寄付を通じて得られる特典として、限定ニュースレターの受け取り、アニュアルレポートの配布、ウェブサイトへの社名掲載、ロゴの使用権、メールマガジンでの企業名の紹介などがあります。
さらに、寄付企業は成果報告会での紹介やフィールドツアー、社員向けの研修や講演など、参加や体験の機会を得ることができます。これにより、企業は自らの社会貢献活動を強化しながら、地域社会との結びつきを深めることが可能です。
「beyond ecology」へ向けて
aBtは、2026年度の活動テーマとして「beyond ecology(ビヨンド・エコロジー)」を提唱しています。環境問題は、食、健康、地域、経済、平和など、さまざまな領域と密接に関わっています。abtは単なる環境保全にとどまらず、それらの関連性を考慮した取り組みを進めており、未来世代への影響を見据えた支援を行っています。
事務局長の北畠拓也氏は、企業が社会と深く関わり、地域の活動に役立つ多様な知識を活かす重要性を強調しています。企業が市民団体や地域の担い手と連携し、実質的な変化を促す力を強化するための支援を行っていくことがabtのミッションです。
abtについて
公益社団法人アクト・ビヨンド・トラストは、自然と人間が共存できる社会の実現を目指しています。設立以来、市民活動や研究を通じて、地域課題に対する解決策の発見と実装を進めています。寄付が税制上の優遇措置を受けられることから、企業活動の一環としても最適なプラットフォームとなっています。
この機会に、企業の皆さまにはぜひ法人寄付プログラムへの参加を考えていただき、持続可能な未来づくりに貢献していただければと思います。