JPYCの岡部典孝氏が副代表理事に就任
JPYC株式会社の代表取締役である岡部典孝氏が、2025年8月21日に開催された一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)の会員総会及び理事会において、副代表理事に選出されました。この新たな任命は、同協会の第10期体制として非常に重要な出来事です。
新たに移行したBCCCの体制
今回の総会では、岡部氏を含む新体制が発表され、代表理事にはアステリア株式会社の平野洋一郎氏が就任し、副代表理事には岡部氏他、さまざまな業界リーダーたちが名を連ねています。具体的には、さくらインターネット株式会社の田中邦裕氏や、株式会社マネーパートナーズソリューションズの小西啓太氏が副代表理事としての役割を果たします。
これにより、岡部氏はDeFi部会の副部会長及びステーブルコイン普及推進部会長という重要な役職も担うこととなります。この新たな役割には、多くの期待が寄せられています。
ステーブルコイン事業の進展
岡部氏は、JPYC株式会社を代表する立場として、最近日本円と等価で償還可能な電子決済手段であるステーブルコインの発行など、様々な金融イノベーションへの取り組みが進んでいることを強調しました。同社は、資金移動業者の登録を完了し、この新たな技術がもたらす可能性について語っています。
実際に、岡部氏は「2017年のZenの実証実験や2022年の提言活動など、私たちの活動が日本のステーブルコインの歴史において大きな影響を与えている」と述べており、BCCCの一員としてその流れをさらに加速させる意思を示しました。
BCCCのビジョンと未来
ブロックチェーン推進協会は2026年4月に設立10周年を迎える予定です。この重要な節目に向けて、BCCCは今後もブロックチェーン技術やステーブルコインの普及を進め、社会インフラとしての根付きを目指しています。岡部氏は「会員各社と共に、非中央集権型社会へ向けての活動を推進する」と力強く語りました。
BCCCは国内外の様々なブロックチェーン団体と連携し、情報共有を行いながら、技術の進化を更に促進し、国際的なブロックチェーン先進国としての地位を確立することを目指しています。
JPYC株式会社について
JPYC株式会社は、2021年からステーブルコイン関連の事業を始め、日本円建トークン「JPYC Prepaid」の発行を行ってきました。今回の副代表理事就任によって、同社は今後も国内外において安定したデジタル金融イノベーションを催す存在となるでしょう。
また、JPYC株式会社の詳しい情報は公式ウェブサイトやSNSを通じて発信されており、さらなる透明性や低コスト送金の実現が期待されています。これにより、より多くのユーザーが安全にデジタル金融サービスを利用できる環境が築かれることを願っています。
ご興味のある方は、ぜひJPYCの公式ウェブサイトやSNSにて最新情報をご覧ください。