市民参加型の実験
2024-09-28 00:25:20

小田原城近くで市民と共に作る公共空間の実証実験が開始

小田原城近くでの新たな試み「ステキなみちくさ」



2024年10月1日から11月10日まで、小田原城付近にて実施される市民参加型の実証実験「ステキなみちくさ」。この取り組みは、コトラボ合同会社と小田原市都市政策課が共同で進めています。双方向の関係を重視し、市民が自由に利用できる空間をどのように整備できるかを追求することが目的です。

実験の内容



今回の実証実験では、公共空間を活用するための様々なアイテムを提供します。具体的には、テーブルや椅子、大型棚の設置が予定されており、訪れる人々に日除けやピクニックセット、ヨガマットなどの貸し出しも行います。これにより、小田原城周辺の魅力を引き出し、訪問客と地域住民が楽しく交流できる場を提供する狙いです。

過去の実験とその成果



「ステキなみちくさ」は、今回で3回目の実施となります。初回はお堀近くのポケットパークを利用し、飲食を楽しむ空間や子供たちが遊ぶ場所として活用されました。2回目には、桜の季節に合わせてお花見客がくつろげる環境を整え、ピクニックシートの貸し出しやキッチンカーの出店による活用が進められました。

市民との連携



特に重要なのは、市民との連携を確認する過程です。おだわら・街・妄想ワークショップという名前の参加型イベントが行われ、多様なバックグラウンドを持つ市民が集まり、公共空間の活用方法について意見を出し合いました。このワークショップで得たアイデアを実際の空間に取り入れ、より多くの世代が楽しむ場所を目指します。

「棚に集まる」コンセプト



ワークショップで出されたアイデアの一つが、様々なアイテムを収納し、自由に借りることが可能な棚の設置です。この棚は、地元の建築士事務所によってデザインされ、「棚に集まる」ことをテーマに、遊びやトレーニング、リラックスができるように設計されています。実際に使用されるアイテムには、ピクニックセットやビーチボールなどが含まれ、訪問者の楽しみを広げてくれることでしょう。

未来への展望



この実証実験は、ただの一時的なイベントではなく、今後の小田原市のまちづくりに向けた重要なステップとなります。市民参加型の取り組みを通じて、地域が魅力的で住みやすい場所に変わることを期待しています。また、実験から得たデータやフィードバックは、今後の公共空間の活用に役立てられ、新たな賑わいを創出する一助とされるでしょう。

ぜひ、実験期間中に小田原城近くを訪れて、公共空間の可能性を感じてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
コトラボ合同会社
住所
神奈川県横浜市中区松影町3-11-2ヨコハマホステルヴィレッジ
電話番号
045-663-3696

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