Z世代が語る！東京都知事選：小池都政への評価から注目候補者まで、リアルなホンネ調査

2024年の東京都知事選。過去最多となる56人の候補者が立候補し、注目を集めています。今回は、Z世代の大学生200人を対象に、都知事選に関する意識調査を実施しました。小池都政への評価、今回の候補者に対する知名度、選挙への関心度など、Z世代のリアルな声を紹介します。

小池都政への評価：公約を知らない学生多数、達成度への疑問も

調査結果によると、66％の大学生が小池都知事の公約を「知らなかった」と回答しました。前回の都知事選では、多くの学生が選挙権を持っていなかったため、公約への関心が低かったと考えられます。

小池都知事が掲げた公約の中でも、「待機児童ゼロ」は、大学生から一定の評価を得ています。しかし、達成度については、疑問を持つ学生もいました。

「教育や育児に力を入れていた印象はあるけど、本当にゼロになったのかは疑問」「公約の明確な達成基準がわからない」といった意見が聞かれました。

都知事選への関心度：約8割が興味あり、選挙に行く意向も

都知事選への関心度については、約7割の大学生が「興味がある」と回答し、実際に選挙に行くと答えた学生も7割に達しました。前回の都知事選での20代投票率が約45％だったことを考えると、今回の選挙への関心度は高いと言えるでしょう。

知名度調査：小池氏、蓮舫氏、石丸伸二氏がトップ3

知名度調査の結果、小池氏、蓮舫氏、石丸伸二氏が大学生に広く認知されていることがわかりました。

しかし、候補者数が過去最多の今回の都知事選では、どの候補者に注目すべきか迷っている学生も多いようです。

「候補者が多いから、聞いたことある人しか注目できていない」「政策よりも、演説の仕方とか話し方を見てる」「ふざけてるように見える候補者もいて混乱している」

大学生にとって、政策を自分事化するのは難しいと感じているようで、”なんとなく”投票する人も多いようです。

一見ふざけているように見える候補者が注目を集め、若者の関心を高めている一方で、選挙の投票に価値を見出すことに難しさを感じている若者も多いのが現状です。