Minimalが提案する新たな和菓子の形
東京・渋谷にあるスペシャルティチョコレート店、Minimalが、福井県の和菓子店「昆布屋孫兵衛」と手を組み、新たな羊羹「チョコレート羊羹」を2025年3月1日(土)より期間限定で販売することを発表しました。
新しい発想から生まれた羊羹
この「チョコレート羊羹」は、軽やかな口当たりが特徴の新感覚の商品です。これまでの羊羹の概念を覆すこの商品は、ペルー産カカオ豆を使用し、そのフルーティな風味を存分に楽しめます。通常、羊羹に用いられる黒あんの代わりに、自家製の白あんを使用することで、和と洋が融合した味わいを実現しました。
昆布屋孫兵衛のシェフパティシエ、昆布智成氏は、「Minimalのチョコレートの香りが他とは異なり、その特徴を活かした羊羹を作りたいと考えた」と語ります。今回の「チョコレート羊羹」は、そのこだわりからチョコレートのフルーティな酸味と和菓子の繊細な甘さのハーモニーを楽しむことができます。
発売の詳細
「チョコレート羊羹」は、代々木上原のMinimal The Bakingでの販売となり、価格は4,490円(税込)。数量限定のため、無くなり次第終了となる予定です。また、店内でのイートインも可能です。
この新商品は、Minimalの理念である「最上の素材を活かし、香りを最大限に引き出す」という姿勢が色濃く表れています。限定期間中、多くの人にこの新しい羊羹を体験してもらいたいと代々木上原店は期待しています。
Mininalの哲学と職人技
Minimalのチョコレートは、世界各地のカカオ産地で選び抜かれた豆を使い、職人が一つ一つ手作業で製造しています。この手仕事により、素材の持つ特徴を最大限に引き出すことができるのです。この過程は、丁寧にシンプルな作りを基本にしながらも、新しい発想をも取り入れています。
さらに、過去にはJICAと連携してニカラグアでカカオの調査を行い、フェアトレードやエシカルな取引にも力を入れています。このように、Minimalは単なる製品提供にとどまらず、カカオのサステナブルな未来の構築にも貢献しているのです。
注目の職人:昆布智成氏
昆布智成氏は、日本に帰国後、和菓子と洋菓子の垣根を越えた新しいお菓子を生み出す努力を続けています。彼は「オーボン・ヴュータン」や「ピエール・エルメ サロン・ド・テ」などの有名店で修業した経験を生かし、伝統的な手法にとらわれない自由な発想で新しい料理の可能性を追求しています。
Minimalが提供する「チョコレート羊羹」は、ただの和菓子に留まらず、全く新しいスイーツ体験を楽しめる商品です。多くの人にこの新感覚を味わっていただき、和と洋の融合を実感してほしいと思います。