技研商事インターナショナルが「位置情報アワード2024」で最優秀賞を受賞
技研商事インターナショナル株式会社は、LBMA Japanが主催する「第2回位置情報アワード2024」にて、共同ソリューション「MarketAnalyzer® Traffic」が最優秀賞に選出されたことを発表しました。これは、位置情報を用いたマーケティングやサービスの推進の一環であり、業界の重要な一歩を踏み出すものです。
位置情報アワードの意義
「位置情報アワード」は、位置情報データを活用したビジネスやマーケティングの取り組みを評価し、その社会的インパクトを労う目的で設けられています。今年11月には、ノミネートされた優秀賞5事例の中から加盟企業間投票で選出される形式で、当社は昨年に引き続き、2年連続での受賞を果たしました。これにより、業界内での信頼性や実績は一層強固なものとなりました。
最優秀賞受賞の「MarketAnalyzer® Traffic」
受賞した「MarketAnalyzer® Traffic」は、技研商事の商圏分析GIS「MarketAnalyzer® 5」と、Agoopが提供する道路単位の通行量データおよび滞在データを組み合わせた先進的なGISソリューションです。このツールは、全国2000社以上へ導入実績があり、企業が保有するデータや公的統計、さまざまなオルタナティブデータと位置情報を組み合わせることができ、高度な分析を支援します。
具体的には、行政関連では渋滞緩和や交通政策の計画、災害時の避難計画の策定などに活用されるほか、企業のマーケティング活動においては店舗立地の調査やターゲット顧客層の分析、プロモーションの効果測定、物流の最適化など、多岐にわたる分野での利用が見込まれています。
このように「MarketAnalyzer® Traffic」は、企業や地域の課題解決に貢献するソリューションとして、多くの実績を持っています。
プライバシーへの配慮
なお、位置情報データの取得には、ユーザーの同意が必要です。スマートフォンの位置情報送信設定で「許可」を選択したユーザーからのみデータを収集しており、個人情報の特定を排除するための統計加工処理も行っています。このようなプライバシー保護の対策を徹底し、ユーザーの信頼を得ることが重要です。
会社概要
技研商事インターナショナル株式会社は、1976年に設立され、名古屋と東京に拠点を持つマーケティング向けデータ分析ツールを提供しています。代表取締役の小嶌智海氏のもと、企業のデータに基づいた事業推進をサポートするエコシステムを構築することを目指しています。
最後に、技研商事は位置情報を利用した事業の革新を図り、引き続き社会の発展に寄与する取り組みを進めていきます。