新名称への移行
2025-08-07 12:07:53

アメリカ穀物協会がバイオプロダクツ協会へと名称変更

アメリカ穀物協会が「アメリカ穀物バイオプロダクツ協会」へ改称



アメリカ穀物協会(U.S. Grains Council)は、2025年8月1日付で名称を「アメリカ穀物バイオプロダクツ協会(U.S. Grains & BioProducts Council、略称:USGBC)」に変更すると発表しました。これにより、エタノールなどのバイオプロダクツ分野への活動を拡大し、国際的な普及を進める方針です。

名称変更の背景と目的


この改称の目的は、協会の活動が多様化する中で、その本質に即した形に名称を更新することにあります。新しい名称は、従来の穀物関連のみならず、急成長を見せるエタノールやその副産物までを含むことを意図しています。これは、協会が国際市場でより広範に活動を展開するという意思の現れです。

CEOのコメント


アメリカ穀物バイオプロダクツ協会のCEO兼理事長、ライアン・ルグラン氏は次のようにコメントしています。

>「当協会は今、重要な転換期を迎えています。新名称への変更は、継続的な成長を達成するための重要な一歩です。この名称は、穀物とエタノールの両部門を包括し、より強固な国際組織としての地位を確立することを目指しています。」
「今回の名称変更により、これまでアクセスが制限されていた分野に新たな道が開かれます。特に我々のエタノールチームによって進められているエネルギー分野への進出を加速し、販路拡大の新しい形を創出していきます。」

「さらに、65年間にわたって作り上げてきたブランド価値を保持することにも細心の注意を払いました。」


協会の概要と今後の方針


当協会は1960年に「アメリカ飼料穀物協会」という名称で設立され、1998年には「アメリカ穀物協会」へと改称されました。今回の名称変更は、その国際的な活動をより反映する形となります。

アメリカ穀物バイオプロダクツ協会は、米国産の大麦、トウモロコシ、ソルガム、エタノール、そして蒸留粕(DDGS)などの世界的な利用促進を目的とした非営利の団体で、9か国に事務所を置き、50か国以上および欧州連合(EU)にプログラムを展開しています。

今後は国際パートナーシップを通じて、世界経済の発展と米国農業の収益性向上に寄与することを目指しています。これからの活動がどのように進展していくのか、注目されます。


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会社情報

会社名
アメリカ穀物協会
住所
東京都港区虎ノ門1-2-20第三虎ノ門電気ビル 11階
電話番号
03-6206-1041

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