ゼロボードの待場智雄氏が関西万博でサステナビリティを語る

ゼロボードの待場智雄氏、関西万博ビジネスフォーラムに登壇

2025年9月12日、大阪・関西万博において、特に注目されたビジネスフォーラムが開催されました。このイベントには、企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボードの所長である待場智雄氏が登壇しました。待場氏は、マレーシア館で行われた「グリーン・テクノロジーと気候変動」をテーマにしたフォーラムで意見を述べました。

フォーラムの内容

このフォーラムは、日本とマレーシアの政策決定者や業界リーダーが集まり、気候変動への取り組みや環境技術革新について議論を深める場となりました。基調講演やパネルディスカッションを通じて、様々な知見が共有され、国際的な協力の重要性が強調されました。

プログラムの一環として、カーボン市場の未来についてのパネルディスカッションが行われ、待場氏はマレーシアのサイフル・アディブCEO、経済産業省の木村範尋気候問題交渉官と一緒に議論しました。特に、企業や製品、プロジェクトレベルでのGHG排出量の算定におけるMRV（測定、報告、検証）プロセスの重要性や、信頼あるカーボン市場の確立に向けた協力が焦点にされました。

さらに、フォーラム内での交流を介して、日本とマレーシアの政府関係者や企業経営者とのサステナビリティを軸とした国際連携の構築が促進され、持続可能な未来の実現への貢献が謳われました。

ゼロボードの取り組み

ゼロボードは、大阪・関西万博に運営参加サプライヤーとして参画し、GHG排出量の算定を行うことで、信頼性の高いカーボンニュートラルの実現を支援することを目指しています。また、待場氏は、脱炭素経営をASEAN地域でも展開する計画があり、アジアにおけるカーボンニュートラル実現に向けた貢献を続けていく考えを示しました。

待場氏自身は、国際的な企業や政府のサステナビリティ戦略への対応支援に携わってきた経歴を持ち、さまざまな国際機関での活動実績があります。ゼロボードの所長としての役割を果たしながらも、グローバルな視点でのサステナビリティ推進に取り組んでいます。

未来の展望

本フォーラムの成果を通じて、日本やマレーシアといった万博参加国の政府や企業が一丸となり、低炭素で持続可能な未来の実現に向けた取り組みが強化されることが望まれます。ゼロボードは、サステナビリティ経営の新たなスタンダードを追求し、サステナブルな企業づくりを支援していくことを目指しています。

詳しい情報や今後の取り組みについては、ゼロボードの公式ウェブサイトをご覧ください。