展示会の新型
2020-07-27 09:40:03
Withコロナ時代における展示会の新しい形とは?
Withコロナ時代の展示会についての新しいアプローチ
近年、特に2020年から続く新型コロナウイルスの影響を受け、多くの業界が新しい形を模索する中、展示会業界も変化を余儀なくされています。特に、スーパーペンギンが参加する「関西ホテル・レストラン・ショー」は、この新たな環境でどのように展示会を行うべきかを検証する重要な場となっています。
飲食店への提案
この展示会では、有田焼の「うつわ」を扱う尾崎陶器株式会社が特に注目されています。同社は、飲食業の厳しい経営環境において「うつわ」による差別化と売上向上の手法を提案しています。具体的には、飲食店が独自の価値を見出すことができるよう、デザイン性や機能性を兼ね備えた「うつわ」を提供していくとのこと。
展示会業界の現状
2020年からの経済状況は厳しく、展示会も開催が難しくなりました。しかし、最近では大阪観光局や日本展示会協会から開催ガイドラインが発表され、商談会としての展示会が再開される機運が高まっています。このガイドラインに従い、出展者たちは「密にならない」工夫をしながらも、参加者に響く成果を出すための戦略を講じる必要があります。
矛盾する条件を乗り越えた展示会ブース
展示会を企画する際の難しさは、「密になってはいけない」と「成果を出さなければならない」という相反する条件です。この問題に対して、出展者はどのように対策を講じればよいのでしょうか。展示会ブースのデザインを行う際は、コロナ対策を施すことだけでなく、どうやって効果を上げるかという点にも留意することが必須となります。
2つの指針を持つブース設計
スーパーペンギンが提唱する展示会ブースの設計では、コロナ対策とともに「成果を上げる施策」を同時に考える2つの指針を掲げています。この指針をもとに、ブースのデザインや運営が行われ、経験を活かす形で業界全体に新たな風を吹き込むことを目的としています。
半オンライン・半リアルのイベント経験
実際のところ、スーパーペンギンは既に2020年6月に、半オンライン・半リアルの形で展示会を行っています。この経験を活かし、どのようにリアル展示会の可能性を引き出すかを模索しています。決して新しいテクノロジーだけではなく、来場者にどのように価値を提供できるかに重きを置いています。
質に重きを置いた展示会
今回の「関西ホテル・レストラン・ショー」でのブースでは、数量よりも質を重視する方針で、来場者がじっくりと時間をかけて商品を見ることができる設計が施されています。また、空気の循環を考慮し、会場内の安全性も高める工夫がなされています。
今後の展示会の展望
今後の展示会では、コロナ対策が当然視される一方で、出展者はより成果を求めるようになってくるでしょう。それに応じて、展示会の設計や運営も進化が求められます。スーパーペンギンの試みは、この業界がどのように変わっていくべきかの一つの答えとなるかもしれません。
結論
スーパーペンギンが「関西ホテル・レストラン・ショー」で実施する新たな試みは、感染症の影響を受け続ける展示会業界において、他社にとっても非常に参考になる手法と言えるでしょう。コロナ社会におけるブース設計の成功が、今後の展示や商談会の在り方を大きく変えていく可能性を秘めています。
会社情報
- 会社名
-
SUPER PENGUIN株式会社
- 住所
- 東京都品川区上大崎3-10-50SEED花房山405
- 電話番号
-
03-6417-4497